♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

嫌な記憶ほど忘れない 記憶のメカニズム

嫌なことほど覚えてる

長く生きていれば、楽しい事も

沢山有るけれど

怒られた記憶、失敗した記憶、苦い経験ほど

蘇ってくる気がする。

 

私が見つけた名言にこんなのがあった

1回言われただけなのに

『100回言われた気分なのは、

残りの99回は、

自分で再生ボタンを押しているから』

まさにそう。

何度も自分で再生してしまう。

裁判の映画で、検事が何かを言うと

弁護士が「意義あり

その発言は憶測に過ぎません」

裁判長は、「今の発言は記録から削除するように」

大抵はこう言う流れ

陪審員もこの件は忘れるように言われるけれど

一度聞いてしまった事は記憶に残る。

裁判長はプロだから

無かったことにできるのかもしれないけれど

本当にそうかな?

 

失敗の記憶は指針になる

失敗などを記憶していることは

同じ轍を踏まないと言う戒めにもなるけれど

なかなか前向きにはとらえられない。

 

以前交差点ですっ転んだ時は

空が一回転した。

擦りむいたりしたけれど、

とりあえずはその程度。

 

それ以来歩きながら鞄をゴソゴソしたり

振り返って街頭の時計を見たりしない。

 

階段を降りる時はそれだけに集中する。

そう言う意味では早めに気づいて良かった。

これが10年後なら大怪我するかもしれない。

 

マイナスな出来事でも

それが記憶に残ることで

プラスになる事もある。

 

一種のPTSDか?

何故嫌な記憶ほど忘れられないのだろう。

嫌な記憶にさいなまれる最たるものが

PTSD。

命を脅かすような強烈な

心的外傷(トラウマ)をきっかけに、

時間が経過した後も

記憶がフラッシュバックされる。

 

戦地に赴いた軍人や

事故や事件に巻き込まれた人が

その記憶から逃れられないというのを

映画などでも目にすることが有ります。

 

自己防衛本能

嫌な記憶がいつまでも残るのは

原始時代、人間が生きる上で

それが必要だったからだそうです。

 

毒のある食べ物や

危険な場所、襲ってくる動物、

失敗の記憶が身を守るために

必要だったからだそうです。

 

生きるために必要なことを

忘れないようにするための

本能の一つだから。

 

脳による取捨選択

頻繁に通る道の一角が

ある日更地になっていて

ここ、何が有ったっけ?

そんな事、ありませんか?

 

そこが花屋さんだろうが喫茶店だろうが

自分にとって何の利害もないと

脳は記憶する必要なしって判断します。

 

セルフレジで万引きと間違われた人が

嫌な思いをしたので

有人レジしか使わないって言っていました。

まさに現代の危険回避です。

 

脳の取捨選択が必ずしも

正しいとは限りません。

 

落ち度が無いのに嫌な思いをした記憶は

何の役にも立たない。

いじめにあって孤立した記憶は

思いだしたくないと思う。

 

一つ役立つことがあるとしたら

誰かに同じ思いをさせないように

配慮できるようになること。

 

肝心な事はすぐに忘れちゃうのに、

さほど大事でもない負の記憶、

何とかならないのかな~。