9割本
だいぶ前、新宿の地下道を歩いていたら
柱や壁に沢山の9割本の広告が。
こんなにもあるのかって
笑っちゃうくらいでした。
今や9割本というジャンルで
くくられています。
そもそもの始まりは
「人は見た目が9割」という本らしい。
竹内一郎著
タイトルが内容なら買わない人9割
突っ込まれないように保険1割
そこまで言うならいっそ100%って
言ってくれた方が潔いけれど
世の中にそうそう100%なことは無い。
だから100%とは言い切れないし
逆にそれはかなり怪しい。
9割という表現は
「ほとんど」とか「たいてい」という
あやふやな表現を数字に置き換えて
説得力を持たせているのだと思う。
数字には説得力がある
かなりの人が・・・
そう言われた時、
何人を想像しますか?
思い浮かべる数字は人それぞれ。
♦このダイエットを試した人が
効果が有ったと答えています。
♦このダイエットを試した10人のうち
8人が効果が有ったと答えています
♦このダイエットを試した人の
80%が効果が有ったと答えています。
たとえサンプル数が10であっても
80%と言われると最低でも
80人はいると錯覚してしまいます。
数字マジックも実数で言う方が
わかりやすい場合と
%で表すことで
説得力が増すことが有ります。
CMなどでも○○%の人が・・・なんて
謳っていますね。
ブログでも
タイトルに数字を入れると
読まれる確率が
高くなると言われています。
「壁紙を貼り替えました」
これだと、報告になりますが
「壁紙を貼り替えてわかった5つのコツ」
とか
「壁紙を貼り替える時に必要な
3つの道具」
こんな風に書くと
壁紙の貼り方を知りたい人が
読みたいと思うきっかけになります。
この数字に関しては
多い方が嬉しい場合と
そんなに挙げられても・・・って
思う場合が有ります。
なんでも多ければいいってもんじゃない。
その辺の見極めが大事です。