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 産婦人科医アダムの赤裸々日記(海外ドラマ)This is going to hurt 赤裸々という邦題、なんだかな~

産婦人科医アダムの赤裸々日記

2025/8 吹き替え版で視聴

Amazon・Huluなどで

視聴できます。

BBCのドラマ

 

主人公は産婦人科医

彼の名前はアダム。

この邦題を見た時に

視聴を躊躇しました。

赤裸々ってどうよ!

 

原題:This is going to hurt

直訳すると「これは痛むだろう」

hurtは物理的な痛みと

精神的な痛みの

両方の意味があるそうです。

 

「ちょっと痛みますよ」という

解釈もあるようです。

 

内容からすると、

ドクターアダムの苦悩、

ドクターアダムの痛み

これでよくないですか?

 

イギリスドラマとアメリカドラマ

海外ドラマと言っても

サブスクで見られるのは

圧倒的にアメリカドラマが多い気がします。

 

ドラマで一番大事なのは

ストーリーだと思うのですが

米英を比較して思うのは

アメリカドラマって

美男美女を揃え過ぎのような気がします。

 

特捜班全員が美男美女なんて

出来過ぎじゃない?

 

BBCのこのドラマでは

主演のジョージは好みに関係なく

美人だと思います。

イギリスのドラマを見ていると

もちろん好みは有ると思うのですが

容貌的にはごく一般的な感じで

揃えているような気がするのは私だけ?

 

改めて思う医者の多忙さ

医者と言っても

ものすごく多忙なのは

緊急を要する分野だけだと思います。

外科、内科、小児科、そして

このドラマの主人公アダムのような

産婦人科。

 

仕事が終わって車に乗った途端

睡魔に襲われて

朝まで車内で眠り込んでしまう。

 

プライベートな時間でも

酔っぱらったりできないよね。

約束だって結果的には

すっぽかすことになったり。

家族や恋人との仲も

だんだんきまづくなっていく。

 

コメディータッチに救われる

帝王切開の手術の場面など

かなりリアルです。

 

お産では想定外の出来事が起こります。

色々な患者がいます。

 

アダムは過去の手術が妄想になって

精神的に参ってしまう事も

多々ありますが

皮肉な会話やウイットに富んだ受け答えが

箸休めになっていて

救われる部分も有ります。

 

院長がアダムに言う

「そんな安っぽい化繊のスーツを着て

消防士に近づくなよ。

お前が火元だと思われる」

 

病院駐車場の車内で

赤ちゃんを取り上げたアダム。

直後に赤ちゃんの父親が言います。

「これからどうしたら?」

アダムはこたえます。

「何年か食べさせて家に住まわせて

学校に通わせるんだね」

 

アダム・ケイの小説がベース

イギリス人作家でコメディアンである

アダム・ケイの研修医時代の日記を

ベースにしたベストセラーで

彼は6年間医療に携わったそうです。

 

日本の医療現場で言われているのが

直美(ちょくび)

2年の研修を終えた後、

直接、美容クリニックに就職する

若手医師を指します。 

 

美容クリニックのインタビューでは

1年目の年収が2500万って

言っていました。

規模や知名度にもよると思いますが

当直や、緊急呼び出しもなく

医師不足による過酷な勤務もない。

 

最近は病院でも

働き方改革が進んでいるとはいえ

全ての医療現場が改善されているとは

思えません。

 

実際、心を病んだり

肉体を病んで

医療現場を去る医師も少なくないそうです。

 

このドラマの中でも

そんな部分が描かれています。

 

医者は繊細さと図太さを

両方持ち合わせていないと

続けられない職業かもしれません。