sumoより
9月1日は防災啓発デー
ご存じだと思いますが
関東大震災が起きたのが
1923年(大正12年)9月1日。
それに加えこの近辺は
台風来襲の多い
二百十日にもあたるので
日ごろの備えを怠らないようにと
制定されたものです。
食品の備蓄量
農水省によると
1日に必要な水の量は
飲料+調理でひとり3ℓと
言われています。
最低3日分は必要だそうです。
家族四人なら・・・すごい量です。
一週間分の確保が推奨されています。
ということは食料も
1週間分のたくわえが
必要になります。
これに関しては
断水していないか、
ガスや電気が使えるかによっても
違ってくると思いますが
どんなに立派な蔵を立てて
100日分の食料を確保していたとしても
外出先で帰宅困難になる可能性も有るので
安心はできません。
だからと言って
いつもリュックに水と食料を
詰め込んでお出かけする?
その時はその時、
腹をくくるしかないです。
さすがの私もちょっとビビってます
関東大震災並みの
首都直下型地震が起きる確率は
今後30年間で70%と言われています。
これ、去年の9月に書かれた情報なので
今後29年間に70%ということになりますが
何年も前から
30年で70%の数字、
変わっていない気もします。
この話を振られると
天邪鬼な私は
来ない確率も30%あるんだよねって
実際思っています。
関連性はないというものの
宮崎、神奈川と立て続けに地震が起きると
ちょっと気になります。
(2024年8月)
南海トラフ云々の話題も出ていますしね。
ちなみに南海トラフはこれ。
沼津市より
備蓄する食料の選択基準
数としては多いに越したことはないし
避難所が近いとか
交通が分断されてしまうとか
条件によって違ってきます。
備蓄食料と言ってまず浮かぶのが
乾パン。
軽量でそのまま食べられることから
備蓄食品として優れています。
そして一緒に入っている氷砂糖は
甘いものを摂ることで
ストレスを軽減できるからです。
万が一の時は
贅沢言っていられませんから
3食毎日乾パンでも
平常に戻ったら寿司食うぞ~、
焼き肉行くぞ~って
妄想しながら食べ続けますが、
一番問題なのが
賞味期限切れ間近になったら
毎日それを
食べなきゃいけないってことです。
非常時ならともかく
平常時に乾パン消費の義務は辛いかも。
子供たちが通っていた小学校には
空き教室を利用した備蓄庫が有り
食品や毛布などが
ストックされていました。
毎年防災の日近辺に
その年に賞味期限が切れる乾パンが
生徒たちに配られていました。
備蓄は大事ですが
消費とセットなので
何を選ぶかも重要です。
♦普段から食べる食品を備蓄する
普段食べないような缶詰とかって
期限切れ間近に食べる時、
正直持て余しちゃいます。
カップ麺も便利なのですが
平常時に小腹が空いたと言って
どんどん食べてしまうメンバーが
家族の中にいる場合は危険です。
♦ご飯やおかずにこだわらない
家から出られない状態や
避難場所ではストレスが溜まります。
スナック菓子やチョコレートなど
精神的に満足できることも大事
♦長期保存にこだわらない
備蓄用の食品は
5年くらい保存できるものも多いのですが
(缶詰は一般的に賞味期限が長い)
そうなると賞味期限切れも
一気にやってきます。
管理はちょっと手間ですが
6ケ月の物、1年の物等
色々取り揃えておいて
都度チェンジしていけば
消費も楽です。
♦水
誰でも思いつくのが水。
冷蔵庫の氷も水のうちです。
水だけでも2~3週間は生きられるそうです。
1ケ月とも言われていますが
生きているのと元気なのは別問題です。
炭酸水が好きなので
箱買いしています。
炭酸水でご飯を炊くと爆発しないかな?
という疑問は有りますが
蓋を開けておけば
そのうち普通の水になります。
これ、ノーラベルなので
捨てる時に楽です。
ただ、思いのほか消費が早くて
次の注文が間に合わないことが有ります。
そんな時はまいばすけっとで
イオンの強炭酸レモン(1ℓ)を
買いに行っています。
これが一番コスパがいい。
¥88
近いとはいえ
毎日買いに行くのは重労働なので
(とにかく消費量が半端ない)
どうしても間に合わない時だけ。
♦カセットコンロ
缶詰はそのまま食べられるけれど
万が一の時はこれも大事。
電気ガスが通らなくても
煮炊きができます。
とりあえずこんなものを買いました
ビスコも缶入りのものが有りますが
ミルク味。
ピロー包装のものだと
色々なフレーバーが有るのにね。
これと同じ物が
スーパーでばら売りされていました。
もし容量が同じだとしたら
スーパーはバラで買えるし
単価も場合によっては安いかも。
スーパーで揃えたものは
後々食べることを考えています。
水が使えないと洗い物もできないので
カップ麺タイプが最適だと思いますが
かさばるのでお椀サイズのものにしました。
これは来年の春まで大丈夫。
今年の12月ころまでのものも有るし
ナッツは多少賞味期限が切れても大丈夫。
缶詰はセールしている時に
賞味期限を確かめて
買っておけばいいと思います。
セール品には期限切れ間近のものも有るから。
同じ食品ごとに半透明の袋に
賞味期限を書いた紙と一緒に入れて
期限切れが遅いものを下に
早いものを上に重ねて
バスケットにまとめて入れています。
そうするとひっくり回して
確認する必要もないし
上にあるものから
随時食べて行けばいいわけです。
賞味期限の決め方
賞味期限が1ケ月の物なら
商品開発から1ケ月経てば確認できるので
販売することができますが
5年の食品なら5年経たないと
販売できないことになってしまいます。
官能検査、微生物検査など
化学的手法で決定する場合も有りますが
自社、他社の類似商品を参考に
決める、経験則という方法も有ります。
たいていの食品製造業では
保存方法などで影響が出ることも考慮し
あえて少し短めに設定していることも有ります。
2024年4月、湖池屋は
ポテト系商品 6ケ月➡8ケ月
コーン系商品 8ケ月➡10ケ月
このように変更しました。
検査により品質に問題がなく、
食品ロスを軽減するSDGsを考えて。
自己責任でという注釈をつけたうえで
私は思います。
多少日にちが経っても
問題ない食品も多いです。
お刺身とか生ものは別ですよ。
湯船に水をためるのは良くない
少し前までは
湯船に残り湯をためておきましょうって
言われていました(うちはやってません)
最近見た情報番組では
♦小児がいる場合は危険
♦菌が繁殖するので
洗面、食器洗いにも適さない
♦トイレの配管が破損している場合も有るので
やたらと水を流さない方が良い
こんな風に言っていました。
後悔したくないけれど
アドバイス通りに
水を用意しておけばよかったとか
お米を買っておけばよかったとか
後悔はしたくないけれど
万全の対策をしていても
旅先で被災したりなんてことも有ります。
3,11の東日本大震災では
東京でも未体験の大きな揺れが有り
犠牲者も出ています。
驚いたのは
スーパーの棚からお米が消えたこと。
お米が買えなかったら何を食べます?
そう、みんなが考えるのが
パン、パスタ、麺類。
これもあっという間に消えました。
もう一つ、トイレとペーパーも。
水道ガス電気は無事だったのに
生活に必要なこれらが消えたのにはビックリ。
それ以来、
トイレットペーパーとお米は
1袋、必ず予備を置いています。