♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

海外ドラマ リトル ファイアー 彼女たちの秘密

1990年代後半のオハイオ州を舞台に

ある一家の出来事を描いています。

原作は小説。

いかにも小説っぽい感じで

見ごたえのあるドラマです。

 

アメリカではHuluオリジナルですが

Amazonプライムで視聴できます。

 

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全8話なので海外ドラマ初心者には

飽きずにみられる長さです。

映画派の方にもドラマ特有のひっぱりがなくて

スッキリ楽しめると思います。

 

冒頭は豪邸が焼け落ちるシーン。

消防隊員が言います。

あちこちから燃えているのは

燃焼促進剤が使われているからと。

 

消防士のドラマを見ていると

燃焼促進剤という言葉をよく耳にします。

分析しないとわからない可燃性の何かを

あちこちに振りまいて火をつけたという事が分かります。

 

 原題は little fire everywhere 

 直訳すると【至るところでちっちゃな火】

あちこちから燃えているという火事の状況と

どこにでも起こりうる問題のちっちゃな火種。

その二つにかけた題名なのでしょうか。

 

シェイカー・ハイツというエリアに住んでいる裕福なリチャードソン一家。

アメリカでは高級住宅街のエリアでは

芝生の長さやゴミ出しなどの規則があり

きちんとやらないと罰金が課せられたりします。

 

ストーリーは豪邸焼失に至った経緯を

描いていきます。

 

描かれているのは対照的な二組の家族。

裕福なリチャードソン一家と

その一家が持っている家を借りるウォレン一家。

 

絵にかいたような富裕層の白人一家と

シングルマザーでアーチストのミアと

その娘パールの黒人一家。

 

一見普通に見えるその一家の問題や秘密が

露呈していきます。

 

白人一家と黒人一家。

富裕層とバイトを掛け持ちするアーティスト。

 

きらびやかで社交的。

親切とおせっかいの歯車が狂ってくるエレーナ。

このうざさが絶妙です。

おせっかい寄りの親切な人は

時として、それを受け入れない人に敵対心を見せます。

それがなかなかたちが悪い。

 

何かの秘密を抱えている芸術家肌のミア。

そしてその秘密ゆえに

彼女がしてしまったことで

大きな問題に発展して行きます。

 

アメリカの人種差別をしない善良な白人たち。

その差別をしないテイが実は差別をしてることになる。

そして何気ない言葉で傷つけていることに

全く気付かない。

人種差別ではなく人種区別に関して

様々なドラマで描かれています。

 

ここであらすじは書くべきではない。

そう思います。

小説のページをめくるように見てほしいから。

 

リチャードソン一家の主、ビルは

フリンジのピーター。

アーティストのミアは スキャンダルのオリビア・ポープ。

ほかのドラマで見たことあるけど

う~ん、誰だっけ?

思い出せるまで気になって、思い出したらすっきりです。

 今、ハワイファイブオーを見ながら記事を書いていますが

24でおなじみのクロエが出ていました。

他の回ではリベンジでおなじみのノーランが。

クリミナルマインドのホッチナーも。

チンホーケリーとジェリーオルテガは

LOSTでも共演しています。

ハワイファイブオーもシーズンが長いので

いろいろな人がゲスト出演しています。

※マニアックな話でごめんなさい。

 

知っている俳優を見つけるのも

ドラマの楽しみの一つです。