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生きることって楽しいを見つけることじゃない?

海外ドラマのクリスマス NCISネイビー S13#11

 

海外ドラマのクリスマスの意味

長く続いているドラマでは

必ずクリスマスシーズンがやってきます。

クリスマスにちなんだエピソードが

盛り込まれていることが有ります。

 

NCISネイビーのシーズン13、第11話も

きっとクリスマスに放送されたのだと思います。

 

最初から見ていただいた方が

登場人物のバックボーンなどもわかった上で

より楽しめると思うのですが

もし1話だけ見てみようと思ったら

ぜひこの回をお勧めします。

 

NCISについて

ネイビーというくらいなので推測通り

海軍、海兵隊にまつわる事件を捜査する特捜班のお話。

事件と同時にそれぞれの人間ドラマなどを交えて

展開していきます。

 

満を持してのあらすじを語ります

 本来ネタバレなしのこのサイトですが

今回はあえてストーリーをお話しします。

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長かりし旅路 Spinning Wheel(回転する車輪)

今回は邦題のほうがピンときますが

原題の意味は劇中に出てくる、

機関車の模型の車輪の事を言っているようです。

この機関車が大きな意味を持つので

視聴後なら、なるほどと思うはずです。

 

事の発端

検死官のダッキーは突然の電話に愕然とし

飛び出していきます。

※写真 右端

 

殺人事件の捜査現場で

ボスがダッキーを呼ぶために電話をすると

近くに駐車している車の中から着信音が。

そこには縛られた状態のダッキーがいました。

 

ダッキーが受けた電話は

弁護士と名乗る男からで

家族の情報があると言っておびき出し

ダッキーから情報を聞き出そうとし

縛られて放置されたわけです。

 

家族の情報というのは

交通事故で死んだと聞かされている

母親違いで離れて暮らしていた弟のこと。

 

弟ニコラス

ダッキーには20歳も年の離れた弟ニコラスがいます。

再婚した父親と、

ダッキー曰く

恐ろしく不愉快な女である継母とのこども。

母親は8歳の子供を置いて夜な夜な外出しています。

 

軍医だったダッキーはクリスマス休暇で

家に帰ってきて

蒸気機関車の模型を弟にプレゼント。

 

兄弟というよりおじさんと甥みたいな関係。

二人でじゃれあって

いたずら小僧(kid kiki-monkey naughty)

そう呼ばれたニコラスがダッキーの鼻をつまんで

ウィーウィーとクラクションみたいな声を出すのが

二人のお約束でした。

 

ニコラスとの別離

 

両親の関係はすでに破綻していましたが

母親はニコラスの養育権を主張。

1万ポンド出せば放棄すると言うが

ホテルのドアマンである父親に財力はない。

 

ダッキーには不思議な縁の友人(弁護士)がいる。

一人の女性をめぐって争った親友。

彼女は親友と結婚し

ダッキーは軍医として従軍する。

 

弁護士である親友にニコラスに相談し

父親だけで養育するのは困難と言われたことで

長年の夢だった医療部隊を退役し

定住できる場所で弟を育てる決心を語します。

 

親友?である弁護士は裁判に持ち込んでも

ダッキーと父親が養育権を勝ち取ることはできないと言い

継母が要求する1万ポンドの肩代わりを申し出る。

 

が、時はすでに遅く

継母はニコラスを連れて

実家のあるアルバニアに旅立ってしまい

それ以降二人が会う事はなかった。

 

ダッキーは命を助けたことが有る上官に移動願を出し

アルバニアに転任し、親戚を探し当てたが

プラハで交通事故に遭い死亡したと伝えられた。

 

弟の手紙

 

殺人事件の被害者の所持品に

ニコラスが兄にあてて書いた手紙があった。

質量分析でそれが三週間前に書かれたことが判明し、

ダッキーと血縁のあるDNAも見つかる。

もしかして弟が生きているのかもしれない。

 

ダッキーはつぶやく「時は戻らない」と。

 

事件の真相

高額な切手をめぐる殺人事件で

切手を持っているニコラスが人質になり

監禁場所をを見つけ無事ニコラスを救出した。

でもそれは弟ではなく同じ名前の別人だった。

 

ダッキーは従軍医として難民キャンプを回り

弟の死を忘れようと世界中飛び回っていた。

年老いたダッキーは

もしかしたら生きているかもしれない弟が

見つからなかったことで再び打ちのめされるが

もう旅に出る余力はない・・・・・と。

 

クリスマスプレゼント

憔悴したダッキーのもとに

ボス、トニー、マッギー、ビショップが

Happy Christmas!そういって

クリスマスプレゼントを持ってきます。

 

1973年のアルバニア行きのチケットのコピー。

1974年イタリアでの名字変更届

1987年アメリカの市民権申請書

そして、今の住所。

弟はアメリカで暮らしていました。

ダッキーには最高のプレ遷都でしたが

弟は若年性痴ほう症で施設に入っていました。

 

訪ねて行った施設でニコラスは幸せに暮らしていますが

過去の記憶が一切ないと職員に教えられます。

 

ダッキーはニコラスに話しかけます。

落とし物を持ってきたよと言って

母親に連れていかれたニコラスが

落としていった蒸気機関車を渡します。

 

そして、当時の様に彼の髪の毛を

指でつまむと、ニコラスの目には輝きが。

そしてお兄ちゃんの鼻をつまみます。

あのクリスマスイブの日の様に。

 

三週間前ニコラスは施設を抜け出し

郵便局で保護されました。

離れ離れになっても必ずお前を見つけ出すと言った兄に

手紙を出しに行ったのです。

 

手紙届いたんだね。

見つけてくれたんだね。

 

約束したじゃないか

いたずら小僧!(kid kiki-monkey naughty)

 

エンドロールにはメッセージが流れます。

Happy Holidays to the men and women

who protect and serve our country

at home and abroad

字幕には

国のために戦う皆さんに

メリークリスマス

 

SUMMARIES 

改めてストーリーだけを追うと

ニコラスが兄にあてた手紙に貼ってあった切手が

今の郵便では使えないが価値のあるもので

対のもう一枚と一緒なら

もっと価値が上がると知り

差出人であるニコラスと同姓同名の人間をみつけ

拉致したというお話。

 

これを視聴したのは数か月前ですが

クリスマスにちなんだエピソードなので

12月まで温めていました。

 

手直しのために何度か読み返して

自分で書いたのにウルっと来てしまいました。

とてもハートウォーミングで

素敵なエピソードです。

 

アメリカ軍の他国での活動の是非は別として

アメリカのために戦う軍人に対しての

リスペクトのメッセージ。

それも素晴らしいです。

 

このエピソードは、あえてこのカテゴリーに。

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