♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

弁護士ビリー・マクブライド

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画像はAmazonprimeより引用

弁護士のドラマといえば

スーツ

日本版も放送されました。

案件は企業間の争いが多く

弁護士の倫理観も問われるドラマです。

 

グッドワイフ

同じく日本版が放送されました。

政治に絡んだストーリーもあり

弁護士事務所内の力関係なども

面白いです。

 

オリジナルの方が

面白いに決まってるという偏見で、

日本版は見ておりません。

 

グッドファイト

グッドワイフから派生した

スピンオフ的なドラマです。

同じ事務所内でもいろいろな駆け引きがあり

面白いです。

丁度トランプ氏が大統領候補となった時期で

実名で取りざたされます。

※トランプ氏は出演しません

 

BULL

弁護士を扱ったドラマの中でも

私のイチオシはBULL

毎回一話完結です。

弁護士がどのように

陪審員の心を掴んでいくかという過程が

興味深いです。

弁護で勝つということより

被告や原告の思いを汲み取り

尽力するハートフルな優しさが

グッとくるドラマです。


弁護士ビリー・マクブライド

1シーズン8回で一つの事件を扱います。

裁判のシーンより

弁護のために奔走する部分の方が

多いかもしれません。

そしてすんなりとはいきません。

8話あるので、おかずはてんこ盛りです。

ドラマとしては8話は短いので

とっかかりやすいかもしれません。

 

完全に男性向きだと思います。

アクションというよりは

暴力的というか

グロいシーンも有って、

苦手な方も多いかもしれません。

 

敏腕弁護士で巨大弁護士事務所の創設者。

事務所には彼の名前が付けられていますが

あることをきっかけにそこを退き

酒びたりでモーテル暮らしの

うらぶれた生活をしています。

 

両腕には何だか絵が描いてあります。

世間で言うタトゥーです。

そこには全く触れませんが

第一線で活躍していたころからなのか

厭世的なイメージにする為なのか、

そこんとこが気になります。

 

タイトルはGOLIATH(ゴリアテ・ゴライアス)

旧約聖書の兵士の名前が付けられています。

私たちにはなじみがないので

それがどんな比喩なのかはわからない。

邦題は彼の名前をそのまま、

ビリー・マクブライドになっています。

 

各シーズンの概要ネタバレなし

シーズン1

巨大軍事産業と

それを弁護する大手弁護士事務所を相手に

マクブライドが乗り出します。

 

力のあるものには勝てない。

そんな虚無感を感じつつ、

だけど最後には

小気味いい終わりかた。

 

シーズン2

友人の息子が殺人容疑をかけられ

無実を証明するために奔走します。

麻薬カルテルやギャング

キレ性で肢体欠損に欲情する、

性的倒錯者、

ロス市長を目指す美人市会議員も

実は訳あり。

メキシコに行ったらとんでもない目に遭って

そこで奇妙な中国女性と知り合う。

とにかくぶっこんでくる感満載です。

 

シーズン2が一番グロテスクなので

飛ばしちゃってもいいかと思いますが

シーズン3につながる部分も有るので

そこが分からないかもしれません。

 

シーズン3

カリフォルニア州にあるセントラルバレーは

干ばつ状態。

町を牛耳る富豪の兄妹が

水を占有し、水道をひねっても水が出ない。

カリフォルニア州には渇水銀行と言うのが有って

渇水時に農工業・生活用水などの

分配を決めています。

(渇水銀行は実在します)

ストーリーでは秘密裏の利権で

渇水銀行から無制限に水を得ます。

 

今回はちゃんと解決できますが

ラストでちょっとびっくりします。

シーズン4はどうなっちゃうの?

 

シーズン4

サンフランシスコが舞台だというのは

すぐにわかります。

坂道を走るケーブルカーが登場するから。

そして、チャイナタウンの

怪しげな感じも

今までのシーズンとはちょっと違います。

 

今回の訴訟相手は製薬会社。

人間関係が分かりにくいかもしれませんが

お勧めはシーズン1と4。

 

シーズン4のマクブライトは

坂道を転がる事をを選んでいる気がしますが

これも彼の作戦なのでしょうか?

 

ドラマの成績表

面白いのかな?面白くないのかな?

そこが良くわからない。

万人におすすめできないのは確かです。

だけど、見ていると不思議に続きが気になります。

シーズン4のラストの場面。

まさかの夢オチ?って一瞬。

シーズン3までがリアルで

シーズン4は夢?

見ようによってはそんな風にも思えます。

舞台がチャイナタウンに飛んだり

空想か夢かわからないシーンが出てきたり。

ちょい悪おやじのビリーの最後の笑顔が

その答えなのでしょうか。

癖のつよいドラマです。