♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

海外ドラマ 宇宙戦争 はたして12億円の価値は?

Amazon.co.jpより

宇宙戦争

Amazonprime吹き替え版で

2024年1月視聴

原作はイギリスの作家

ハーバート・ジョージ・ウェルズが

1898年に発表したSF小説。

 

イギリスドラマ、全4エピソード。

 

同名の映画もあるのでご注意。

(内容は違います)

時代設定は1905年~

宇宙戦争というと

イメージは近未来ですが

火星人はこんなに昔から

地球を征服しようとしていたんですね。

 

戦争というタイトルですが

戦ってはいません。

やられっぱなしです。

 

宇宙から得体のしれない物体が落下し、

それに向けて兵隊たちが

銃で対抗するようなそんな時代です。

 

制作費は12億円

この金額が高いのか安いのかはわかりません。

制作費をかけると良い映画ができるとは限らない。

良い映画という言い方はちょっと語弊があって

面白い映画ができるとは限らないというのが

適切な表現かもしれません。

 

面白い映画となると

その基準は人それぞれで

私の感想としては

面白くなかったというのが

正直なところです。

 

この小説が書かれたのが1898年。

その時代なら面白かったかもしれません。

 

一番言いたかったこと

火星人の姿や目的など

特筆する部分は全くなく

シーズンがもっと長かったら

離脱する予感がします。

 

ジョージが言った言葉。

我々が他国を侵略し

その国を壊滅させたり

国民を支配してきた。

今、火星人によって

我々は同じ目に合っている。

 

台詞は違いますが

こういう内容。

深い言葉です。

 

ヨーロッパから

アメリカ大陸にやって来た人々は

ネイティブの土地を取り上げ支配し

差別してきた。

 

もし宇宙人がアメリカにやってきて

侵略された時

宇宙人=悪い人

そんな図式になりますが

アメリカ人の祖先と同じことをしているって

そんな風に考える人は

果たしているのでしょうか。

 

だから服従しろとは言わないけど

このドラマを見ていると

大国がやっていることが正しく

侵略される側が正しくないという理論を

改めて突き付けられているように感じます。

 

ハーバート・ジョージ・ウェルズは

SFになぞらえて

国が国を支配することに対しての

アンチテーゼだったのかもしれません。