♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

7月7日 七夕のトラウマ

トラウマとは

ギリシャ語で傷という意味。

日本語では心的外傷といわれています。

関連のある物や出来事に遭遇したとき

嫌な思い出がよみがえる。

程度の違いはありますが

誰にでもそんな思い出はあるのでしょうか。

 

PTSD

トラウマの最たるものがこれ。

心的外傷ストレス障害。

戦争、事故、犯罪など

命の安全が脅かされるような体験が

自分の意思に関係なくフラッシュバックされ

多くの場合治療が必要とされます。

 

先日紹介したドラマのストーリーです。

カウンセラーが

学校に行きたくないという少女の話を聞くと

学校でテロ事件が起きたといいます。

 

実際はそんな事件は起きていませんが

テロに対する訓練が

それとは知らせずに行われ

目の前で友人が撃たれ(演技)

それを助けられなかったこと。

犯人(演じた人)と目が合ってしまったことで

実際に遭遇した時と同じような

恐怖体験にさいなまれてしまいます。

 

カウンセラーが

その経緯を校長に話すと

彼女だけが特別と

一蹴されてしまいます。

 

カウンセラーは生徒たちを集め

訓練が怖かった人、

忘れられない人を募ります。

最初は躊躇していた生徒たちも

そう思う事は恥ではない。

おかしい事ではないことを

説明すると

多くの生徒たちが

心の重荷になっていた事を

告白します。

 

学校内で起きた事件に対し

教育委員会などが

心のケアをするというニュースを耳にします。

 

割り切れる人。

忘れられる人。

一生心に残る人。

発言する人。

飲み込む人。

感じ方は人それぞれです。

みんなは平気なのに、

メンタル弱すぎる。

そんな風に決めつけてはいけないことです。

 

誰にも言っていない話

生死にかかわるような

恐怖体験をしたことは有りませんが

いまだに心の隅っこに有って

時々思い出すことが有ります。

 

幼稚園の時、5,6歳。

七夕の飾りをみんなで作っていました。

折り紙を二つに折って

それをまた二つに折って

左右互い違いに

切り込みを入れていく短冊を

作っていた時の事です。

勢いあまってチョキンと

切り落としてしまいました。

 

別にたかが折り紙

たかが七夕の飾り。

今になってみれば

やっちゃった!テヘペロで済むことですが

やらかした感が半端なかったです。

 

その後どうしたのか

全く記憶が有りません。

子供時代の事だからなのか

消したい記憶を心が閉じ込めたのか

それもわかりません。

 

ただ、七夕になると

濃い紫色の折り紙を見ると

苦い記憶がよみがえります。

 

大人からしたら

他人からしたらどうってことない。

でもそれは

自分が決める事。

私の中では上位のブラックな記憶です。

 

これも言っていない話

折り紙の話は

今になれば笑い話として

何人かに話したことは有りますが

もう一つ、

誰にも話したことのない事。

 

告白ついでに言ってしまいます。

少しはすっきりするかもしれません。

 

幼稚園時代の

理不尽な辱め(はずかしめ)を受けた話です。

 

クラスの先生は

幼稚園の先生らしくない

きつい感じの怖い先生でした。

 

先生がピアノを弾いて

みんなで歌う時間。

歌い終わった後に何人かを

先生が指名しました。

その中に私も入っていました。

 

その時呼ばれたのは

歌が上手いとかそういうのではなく

おとなしくて消極的な子ばかり。

 

呼ばれた子だけが立ち上がって

歌わされましたが

全員蚊の鳴くような声で

というか、誰もほとんどうたわない。

 

この顛末もはっきり覚えていません。

子供心に晒された感でいっぱいでした。

悪い子、ダメな子と言う烙印を

押されたと、自分では思いこみました。

 

4月生まれなので

能力的に言ったら

劣っているわけではないのに

ちょっとおとなしいだけで・・・。

 

今でも思います。

先生はいったい何をしたかったのか。

 

このことは親にも話していません。

何故話さなかったんだろう。

いじめられている子が

親に話せないのと同じ心理かもしれません。

 

なんか書いているうちに

怒りが増幅してきました。

 

それこそ耐え難いいじめに遭ったり

傷つくようなことを言われたわけでもなく

たかが幼児期のそんな事って

思われるかもしれません。

 

それが原因で何がどうなったわけでもないし

何の支障もない事ですが

それでも私の闇なのです。

 

事象の大小は関係ありません。

ブログを書いていなかったら

一生誰にも話していないかも。

 

柄にもなく暗い話でごめんなさい。

 

ちなみに、カラオケで

譲り合って誰も手を上げないときは

う~ん!めんどくせ~!

というわけで、

私、最初に行かせていただいております。