Huluより
グッド・ファイト
Hulu吹き替え版で視聴
全5シーズン
日本でもリメイクされた、
アメリカの人気ドラマ
グッド・ワイフのスピンオフ。
グッド・ワイフで法律事務所の看板に
名前を掲げているダイアンは
事務所を辞めて
投資家に預けていたお金で
悠々自適の生活を送る予定だったが・・・
元の事務所には戻れない。
友人のつてを頼っても
テイよく断られる。
アフリカ系アメリカ人が率いる
黒人中心の事務所で
大手顧客を手土産に弁護士として
働くことになる。
もちろん弁護士としての手腕も必要だが
パートナー弁護士になるには
それなりの出資金も必要になる。
アメリカドラマ３つのプラットフォーム
●４大ネットワーク局のドラマ
幅広い層がターゲット
●ケーブル局のドラマ
規制を離れ絞ったターゲット
●ストリーミングサービスのドラマ
より自由な環境で制作
グッド・ファイトは第三のプラットフォームである、
ストリーミングサービスで配信されている。
政治的な片寄り
その自由度のなせる業なのでしょうか
このドラマでは
反トランプ派の思想が色濃く現れています。
トランプ氏のゴシップや
名前も顔も出さないけれど
明かにファーストレディーらしき人が
夫と別れたい・・・なストーリーは
どこからもクレームがつかないのだろうか。
もちろん政治的な話題だけではなく
人種問題やヘイトスピーチ、
フェイクニュースや偽情報、
時代を象徴している内容も
盛り込まれている。
黒人をメインとした事務所なのに
黒人の方が給料が安い。
白人には高給で引き抜きのオファーが来るが
黒人にそれが無いから。
こんな裏事情も垣間見えます。
コロナ対策
シーズン３が放送されたのは
2019年3月。
撮影はそれ以前なので
シーズン４から５にかけては
コロナの影響で撮影も停止していたと思う。
これまでのあらすじ・・・というように
ちょっと端折ったような
ストーリー展開で始まっている。
シーズン５では不思議な裁判所が登場する。
コピー屋のおやじワックナーが
コピーショップで法廷を開く。
もちろん法的な資格は一切ないが
公平でスピーディーな判決は
ネットで中継されたことも有って
市民からは支持を得る。
ワックナーの法廷は
判決に不服な輩によって
ぶち壊されてしまいますが
ラストのシーンではその法廷から広まった
多くの裁判の様子が映し出されます。
民家の庭だったり
カフェだったり、資格の無い法廷。
裁判の引き延ばしや
お金や人脈がある特権階級が得られるのは
真の正義ではないというような
そんなメッセージがこもっているような気がします。
