エグザム
Amazonprime字幕版で
2025年4月視聴
1時間41分
イギリス映画
EXAM=テスト
アマゾンの概要の下に
ジャンルが書いてあります。
まさにこれから何が始まるのかという
オープニング。
これまでの無礼を詫びる気はない
それぞれが緊張した面持ちで
製薬会社の採用試験場に入室する。
そこに現れた試験官が放った言葉。
ということは、ここに至るまでに
無礼な扱いを受けたという事なのだろう。
タイトルは試験だけれど
ここまでは選考会だった様子。
この試験が最後のハードル。
苦痛を耐え抜かなけないとできない仕事って?
この部屋では法律は通用しない。
試験官が「何か質問は?」
でも誰もYesもNoも言わない。
試験官や警備員(銃携帯)に話しかけたら
失格になるから?
その他にもヤバそうなルールが有る。
勝ち抜くためには協力と裏切り
回答用紙を裏返すと
何も書かれていない白紙。
ここはみんなで協力するしかない。
タイムリミットは80分。
みんなが知恵を絞り案を出し合い
思いつくことを試していく。
水に濡れたら文字が浮かぶのか?
ブラックライトで質問が見えるのか?
一見協力しているようだが
自分が勝ち抜くための手段、
それは裏切りでもある。
採用試験の意味
誰が採用されたかは
ネタバレになるので明かしません。
製薬会社はあるウィルス感染の
薬の製造に成功しましたが
一回の生産量は限られているので
決断力がある賢い管理者を求めていました。
賢いだけではなく
人の話に耳を傾けつつ詳細に気付け、
かつ、仲間への思いやりがある人材。
でもこの試験はかなり乱暴。
人狼ゲーム的のように
会社側の人間が紛れ込んでいるのかもという
疑心暗鬼にも。
一歩間違えばだれか死んでいたかも。
2つの回答
ホワイトが導いた答え
試験自体が質問だ。
答えは俺たち、各自が答え。
だけど質問が一つということは
正解も一つで
採用されるのはひとり。
この部屋の中では法律は通用しない。
彼はとんでもない行動に出るが・・・
本当の正解(ここからはネタバレです)
以降はネタバレになるので
できればスルーして
見終わった後読んでください。
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メガネのレンズを通してみると
回答用紙の裏面には
Question 1と書かれていました。
白文字だったので
鉛筆でこすっても拡大しないと
わからない文字だったけど。
つまり最初の質問(Question 1)の答えが
この試験の答えです。
試験官が「何か質問は?」と
問いかけたのが最初の質問。
つまりQuestion 1
誰も何も言わなかったので
正解は「質問はない」
もし誰かが「採用はひとり?」と
質問していたら
答えは「採用はひとり?」となる。
ちょっとトンチ問題のようですが
最後まで残った人物が
あの眼鏡を拾わなきゃ
そもそものQuestion 1を
見つけることはできなかった。
そこがちょっと突っ込みどころ。