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分譲マンション 大規模改修工事譚1

分譲か賃貸かは永遠のテーマ

ブロ友のまゆとろさんはまゆとろ (id:vidro-man) 

家族構成の変化を機に

家を処分し、現在は賃貸という選択を。

 

ただ、ずっとそのままなのか

どこかのタイミングで購入するのかは

まだ決定ではないようです。


分譲か賃貸かの選択を突き詰めると

最終的には

どちらがお得なのかという事になります。

お得というのは金銭的な事だけじゃなく

色々な要素が加わってくるので

結局は条件次第。

 

戸建てかマンションか

賃貸の場合

賃貸なら戸建てでもマンションでも

条件は変わらない筈。

 

賃貸の一番のメリットは

簡単に引っ越せることだと思います。

もちろん引っ越し費用や

初期費用はかかりますが

ご近所トラブルや

学校トラブル

転勤で通勤が大変

等々、転居が解決策になる場合も。

お化けが出るなんて時も。

 

購入の場合

購入するとなると

戸建てとマンションでは

全く違います。

 

極端に言えば

戸建ては何をしようが好き放題。

(建築基準法内で)

マンションの場合は、

自分のものであり

自分のものではない。

分譲=分割譲渡

 

ベランダは実は共有部分で

勿論他人が使うことは有りませんが

小屋を建ててもう一部屋増やすなど

勝手に改造はできません。

 

玄関ドアは内側は占有、

外側は共有部分になります。

 

改修 戸建てかマンションか

戸建ての場合

どんなにぼろくなっても

本人が我慢すれば住み続けられます。

管理費も修繕費の積み立ても不要です。

管理費がかからない分

管理人さんの仕事も

自分でやらなくてはいけません。

やりたくなければやらなくてもいい。

 

修繕費を徴収されないのは

メリットでもありデメリットでも。

プールしている資金が無ければ

突然の出費で痛い目を見ることも。

 

業者を探すのも色々な交渉も

全て個人でしなくてはいけません。

※施工会社がアフターケアする場合も。

マンションの場合

修繕費をプールする方法も様々。

①管理費(修繕費込み)

②管理費+修繕費

③修繕費全額または不足分を

 別途徴収

 

うちのマンションは①です。

何度かの大規模改修工事が有りましたが

費用が徴収されたことは有りません。

 

実家のマンションで

外壁を塗りなおした時は③です。

(その他の工事はわかりません)

徴収額は占有面積に比例し、

数万ではなく数十万でした。

 

マンションの場合は

うちだけパス!とは行きません。

信用金庫でのローンも

斡旋していましたので

支払う事は可能ですが

借金が残ることになります。

 

ボーナスや退職金を返済に充て、

年金暮らしの場合や

子供の学費がかかる時期には

予定外の出費は痛いです。

 

マンションは間取りや利便性

環境など目に見える部分に

こだわりがちですが

実は修繕の費用や頻度

過去の実績なども

大きな要素になります。

マンションの改修は義務

建築基準法では

築10年を超える外壁タイルに関しては

3年以内に調査を行う義務があります。

 

つまり、マンションを購入すると

改修工事費はもれなくついてきます。

 

マンションの寿命は

50年とも100年とも言われています。

13年以内の外壁打診調査にあたっては

足場を組むなどのコストもかかります。

だったらいっそ他も・・・という訳で

12~13年周期で大規模改修工事が

行われる可能性は高いです。

 

うちのマンションは

修繕しないからお金もかからない!

それって、喜んではいけません。

老築化してからの修繕は

よりコストがかかるし

場合によっては

事故につながることも。

 

修繕費としてプールした費用は

売却しても戻ってきません。

逆に中古で購入直後の改修工事で

支払額がプールされていないから

差額を徴収という事も有りません。

※管理規約で確認してください。

管理組合・自治会の力

管理組合の会長や理事は

PTAの役員決めと同じでは困ります。

責任を持っての専門職みたいなところもあり

無理やり順番にでは

きちんとした管理はできません。

 

改修工事の計画や説明も

きちんと行われていますか?

 

数年前の耐震工事の時は

別途費用が発生し

部屋によっては工事期間中に

立ち退きが必要になったり

ベランダに筋交いが

設置される個所が出るとのことで

アンケートを取ったことが有ります。

 

家賃補助が出るとのことでしたが

補助は全額ではないし

ベランダに筋交いが入ってしまったら

その住居の資産価値は

明らかに下がります。

 

この提案は否決されました。

 

つまり、工事に関して

有無を言わさずというわけではありません。

ただし、必要な工事は何らかの形で

行われることは確かです。

 

マンションによっては

理事と管理委託会社が

癒着しているようなところもあるようです。

 

この辺は住んでみないとわかりませんし

まして新築の場合は尚更です。

これ、実は一番大切な事かもしれません。

 

SUMMARIES

♕マンションを買えば

 修繕費の積み立ては必須

♕大規模改修工事は定期的

♕一人だけ拒否はできない

 

大規模改修工事の体験記は

後日、大規模改修工事譚2で。