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生きることって楽しいを見つけることじゃない?

映画 アデライン、100年目の恋

 

アデライン、100年目の恋

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画像はAmazon.comより引用

原題は The age of Adaline 

今回は邦題の方が私的には良いと思います。

 

誰だって若く美しくいたい

お若いですねって一見誉め言葉みたいですが

これ、10代の人には言いませんよね。

年の割にという意味深な言葉です。

それでも言われて悪い気はしない。

 

実年齢・肉体年齢・脳年齢

実年齢は仕方ない。

平等に1年に1回の更新があります。

 

体力に関しては運動などで維持できる部分も。

 

皺やたるみはお手入れと肌質次第だけど

美容整形という飛び道具もなくはない。

お肌つるつるでよぼよぼ歩いていたら

その違和感はどうかと思うけどね。

 

問題は脳年齢。

度忘れした時は思い出すように努力すると良い。

そんな風に聞いたこともありますが

痴呆って個人差もあるから何とも言えないですね。

昨日何を食べたか思いだせないのが老化で

昨日ご飯を食べていないと思うのが痴呆だそうです。

こうやってブログを書くことで

脳を使うのも多少は効果が有るかもしれません。

 

不老不死も幸せではない

アマゾンのサイトに書いてあるので

アデラインが29歳のまま年を取らないという事は

書いちゃってもいいよね。

100歳になっても中身も外見も29歳のまま。

 

恋をしたって、いづれそれがばれてしまうので

黙って姿を消す。

生活拠点も点々とし

偽造IDを手に入れ名前も変えるその生活が

100年も続くと思うと

いえ、永遠に続くと思うと幸せとは言えない。

 

いっそ言ってしまえば楽なのに

身を隠す生活よりそれを公表してしまえば

この先の人生、平穏に暮らせそうな気がします。

だけど彼女がそれをしないのは

政府に拘束され実験材料にされるから。

 

100年目、それが最後の恋?

アデラインはエリスと知り合い

そして一度は身を隠そうとするのですが・・・。

 

アデラインはゴシップガールのセリーナ、

ブレイク・ライヴリー。

 

素敵なセリフ

年齢と恋人と空けたグラスの数を数えてはいけない。

ワインのお代わりを断るアデラインに

エリスが言った言葉です。

「いいじゃん、もう一杯くらい」なんて

言っていないでしょうね。

このセリフが似合う素敵な大人になってください。 

 

 

大人になったら何をしたいかという進路は決まっていたが

大人の男としてどうなりたいかはわからなかった。

これはエリスのパパが言った言葉。

 

大人の女としてどうなりたいか?

若い人からはあんな風になりたいと羨望され

若い男性からはレディーとして扱われるような

そんな大人になりたいです(もう十分大人ですが)

 

 

詳しくは書きませんが

病院でのハグは胸キュンシーンです。

 

ラストのシーンで鏡の前で気づき

微笑むアデライン。

それがすべてを語っています。

それに気づかないと感性に問題あるかも。

 

もう一度恋をしたい!

そんな風に思える映画です。