
アバウト・ア・ボーイ
Amazonplumビデオ吹き替え版で
2025年9月視聴
1時間41分
イギリス映画
About a boy 直訳すると
少年について
少年のひとりは12歳のマーカス
もうひとりの少年は38歳のウィル
ウィル
100年前、人間は独りでは生きられなかったが
現代は独りでも
パラダイスアイランドを作ることができる。
僕は自分がそういうアイランドだと思ってる。
彼は30分をひとコマと考えて
一日を過ごす。
1コマ、TVを見て
1コマ、運動(ビリヤード)をして
2コマ、CDを選ぶ・・こんな風に。
マーカス
楽しい人生を送るやつ
でも自分はそういうやつじゃない。
学校ではのけ者、転校した学校でも。
家庭教師をつけて家で勉強するやつもいるけど
母子家庭の僕には無理。
学校に行くしか選択肢はない。
12歳のマーカスをママは学校へ送っていく。
「愛してる!」
それをからかわれる。
だけどママには言わない、言えない。
別にいいんじゃない?働かなくても
定職が無い38歳、
定職が無いというより働いたことが無い。
アムネスティー・インターナショナルには
ちょっとかかわったことは有るけれど
ボランティアなのかな?
でもいいじゃん働かなくても。
作曲家だった父親のクリスマスソングが
唯一のヒット曲。
マイケルジャクソンとまでは行かなくても
その印税は彼が生活するには
十分だった。
恋愛も2か月しか続かない
だけどイケメン、
アウディーに乗ってる。
ウィルは妹夫婦の子の
後見人になってくれって言われる。
自分がそんな立派な人物でないことは
本人が一番自覚していて
とんでもない理由を並べ立てて断る。
その理由が笑っちゃうんだけど
それは本編で見てください。
ウィルの作戦
今までの彼女たちに別れを切り出した時は
罵倒されていたが
シングルマザーと付き合った時、
向こうから別れを切り出された。
前夫との関係がまだごたごたしていて
新しい恋に踏み切れないと。
で、彼が考えたのは
シングルマザーこそあと腐れなく付き合える
金の鉱脈だと(バカだね~)
そしてスーパーの掲示板に
ひとり親の会(SPAT)のチラシを見つけ
シングルファザーとしてそこに参加することにした。
(ほんと、バカだね~)
SPATのピクニックの日
ウィルとマーカスが出会う。
マーカスが一枚うわて
シングルマザー狙いもなかなか大変。
2歳の子供がいるとか
妻は出て行ったとか
口から出まかせ並べるけれど
つじつまが合わず、いずれはばれる。
そんな無職38歳のイケメンに
ロックオンしたのは
美人のシングルマザーじゃなく
12歳の少年マーカス。
マーカスは賢い子で
ウィルがシングルファザーではないことを
すぐに突き止めた。
そして彼の迷惑顧みず
毎日放課後、家を訪れる。
1つにはママとウィルを何とかくっつけたいから
もう1つはひとりで家にいると
あの時のことが蘇るから。
一味違うエンディング
この手のストーリーのセオリーは
マーカスがキューピットになって
めでたしなんだけど
この映画のテーマは人とのつながり。
マーカスは思う、
カップルになるのだけがゴールじゃない。
支えがいなきゃって。
ほっこり系がお好きな方は
ぜひぜひおすすめ。
主演のヒューグラントが
素敵ですよね(同意の押し売り)
今はもう少し渋みが増しましたが
映画の時点では40代。
イギリスドラマのレビューで
海外ドラマ 産婦人科医アダムの赤裸々日記 This is going to hurt - ♛Queens lab.
イギリスにイケメンがいないって書きましたが
ここにいました。