♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

洋画 バリー・シール/アメリカをはめた男

hikaritv.netより引用

 

バリー・シール

Amazonprime吹き替え版

2023年4月視聴

1時間54分

 

多くのアメリカ人は今後の5年間のほうが

過去5年間より悪くなると信じています。

オープニングはレーガン大統領の

ナレーションから始まります。

 

実話をベースに作られたストーリーですが

どこまでが実話で

どこまでが創作なのか気になるところです。

 

仕事のオファーと破格の報酬

バリーはTWA(航空会社)を辞めて

怪しい誘いに乗る(簡単すぎる)

それはCIAの仕事。

 

若くして機長に昇進したことでも

操縦の腕前は想像がつく。

 

だけど彼にオファーがあったのは

その腕前を見込まれただけじゃなく

彼がお金に執着があり

多少のリスクを冒せる人間だというのが

お見通しだったから。

 

CIAにとっては好都合の人材。

 

極秘作戦の偵察のため

航空写真を撮る一方で

麻薬カルテルの運び屋として荒稼ぎ。

 

こういうお金は振り込みとかじゃなく

現金なんだよね。

だから、口座に預けるわけにもいかない。

高級車を買って宝石を買って・・・

マネーロンダリングが追い付かない。

物入れを開けると、どさーっと札束が降ってくる。

庭に埋める。

家じゅう札束だらけ。

 

だけどこんな生活も

長続きはしないだろうって

思うよね。

正解です。

 

アメリカにはめられた男

CIAのシェイファーは

バリーがDEA(麻薬取締局)に

目を付けられて、そろそろ引き時だと感じ

CIAからバリーにかかわる痕跡を

全て消してしまう。

 

バリーを逮捕に向かったのは

FBI、郡警察、DEA、

ATF(爆発物取締局)たくさんの罪状が

かせられるだろうと思いきや

今度はホワイトカウスからのオファー。

そのおかげで刑を免れる。

 

受けたオファーはニカラグア政府が

麻薬取引に関与しているという証拠写真。

荷物を積み込むところや

政府軍などの様子を

飛行機に仕掛けたカメラで撮影する。

 

カメラが見つかったらヤバい!

だけど断ったら刑務所行き。

 

しかしその写真が意図せず公開され

バリーが関わっている事は

麻薬カルテルにもばれてしまう。

麻薬を空輸した罪で今度こそ

刑が科せられると思いきや

命じられたのは1000日の社会奉仕活動。

 

彼は麻薬カルテルの報復を恐れ

家族と離れて毎日モーテルを

転々とした。

そしてこれまでの経緯を

ビデオに収めた。

 

彼のビデオメッセージ。

 

俺は軍隊を作るのを手伝い

国を守るのを手伝い

史上最大の麻薬カルテルを作るのを手伝った。

DEA(麻薬取締局)

CIA

ホワイトハウス

国家安全保障局

 

アメリカは最高の国

 

エンディングのシーンで

印象的な場面が二つ。

 

妻は子供たちを養うために

ファストフードの店で働きますが

その腕にはダイヤびっしりのブレスレット。

 

CIAのシェイファー、当然偽名です。

そして、政府の新しい作戦のために

次の計画をすすめます。

彼にとってバリーは捨て駒。

あえてそこは語らず

・・・の前に一言。

操縦する時などに時々写りますが

彼がしている腕時計の

ブレスレット部分が

ターコイズの装飾がある

インディアンジュエリーっぽいのなんです。

男性の場合は車と時計に

お金をかけると思うのですが

このデザインでプラチナや

ホワイトゴールドとも思えないので

何か意図があるのか一番の

気になるポイントでした。

 

バリー、半分は政府に利用されていたとはいえ

実は犯罪者です。

麻薬を国内に持ち込むこと自体は

殺人ではありませんが

間接的に関与しているのと同じことです。

 

だけどトム・クルーズが演じていると

なんだかそんな風に感じません。

逮捕されないで~!

 

実際のバリーについては

検索すると色々出てきますが

あえてそこは触れず

映画を楽しんでください。

 

ラスト、バリーがどうなったか。

それは事実と同じ結末です。

テンポも速くて面白いです。

見終わったらネットで本物のバリーを

検索してみてください。