プリンスイズ諸島(アダラー)
この名前で検索すると
プリンス伊豆諸島が出てきます。
プリンスイズ諸島 イスタンブールで
検索しましょう。
プリンセス諸島と言って(書いて)いる人も
いますが
プリンスの複数形、王子たちの島です。
昔、複数の王子たちが争わないように
別々の島に住まわせたところから
そう呼ばれるようになりました。
幽閉されたという意味で流刑の島とも
言われていますが
おどろおおどろ系ではないので
ご安心ください。
トルコ語で島=アダ
ブユック島はブユックアダ(ブユカダ)
諸島をアダラーと言います。
全部で9つの島が有りますが
フェリーで行けるのは4つだけ。
5つ目の島は観光用に開発中とのこと。
旧市街に近い方の島が一番小さく
4つ目の島が一番大きいです。
ラストの島までが約1時間半。
2つの行き方
①ツアーで行く
エミノニュの港では
島巡りツアーの
呼び込みも有ります。
ネットで予約できるものも有ります。
船のタイプや食事の有無
現地での案内付きや
いくつかの島を周るものなど
内容によって数千円から
万円代までいろいろあります。
②自力で行く
いくつかの会社が就航していて
新旧市街、アジアサイドなどに
色々な乗り場が有ります。
経由して行くので
ハイシーズンは途中乗船すると
座れないことも有るようなので
始発の場所から乗るのが
お勧めらしいですが
この時期なので
満席ではありませんでした。
フェリーの会社は3社あります。
Şehir Hatları(シェヒル・ハトラル)
公営の会社なので
イスタンブールカードで乗船可能。
運賃も一番安く便も多いです。
2025/6の情報では88.38TL ¥345
4路線あって全部の島を経由します。
Turyol(トゥルヨル)
2025/6の情報では110TL ¥429
現時点では一番高いですが
高いと言ってもこのお値段は
驚きです。
民間の会社なので
イスタンブールカードは使えません。
ルートは1つですが
3カ所を経由してから4島を周ります。
本数は4~6/day
Dentur Avrasya(デントゥル・アヴラシア)
2025/6の情報では100TL ¥390
私が利用したのはこの路線です。
一日2便(ハイシーズンは増便)
ヘイベリ島とブユカダ島の二ヶ所だけ。
経由地もエミノニュだけなので
時短になります。
支払いは現金のみでしたが
復路の窓口ではクレカが利用できました。
帰りはエミノニュで下船しました。
T1の終点kabatas(カバタシュ)で降り
そのまま進行方向に向かうと
乗り場が見えてきます。
T1にはエミノニュ止まりで
折り返して戻るものも有ります。
アナウンスはトルコ語なのでまたく気付かず。
折り返しに乗ってきたおじいちゃんが
カバタシュ行くんだろ?
あっち!って教えてくれました。
右のドアから降りて線路の上を歩いて
反対のホームに行きます。
切符売り場、おばちゃんがくわえたばこで
掃き掃除しています。
本当は Şehir Hatları(シェヒル・ハトラル)で
エミノニュから行こうと思っていて
タイムテーブルを見ると
エミノニュの欄はー(横棒)になっていて
だったらカバタシュから
行こうと思ったわけです。
で、船の見える方に行ったら
ここだったという訳。
こちらの方が高いですが50円の差。
一番行きたかった島へも
余計な経由地が無い分早く着くので
結果的には良かったです。
Şehir Hatları(シェヒル・ハトラル)の乗り場も
同じカバタシュなので
海沿いを探せば見つかると思います。
焼き栗の屋台が有ったので買いました。
こんなかわいい袋に入れてくれます。
焼き栗+焼きトウモロコシの屋台は
港などでよく見かけます。
天津甘栗ではないので
ごくごく普通の栗です。
殻は簡単に剥けます。
船旅は非日常
島なので当然フェリーじゃなきゃ
行けませんが
トラムやバスなどでも行ける場所に
あえてフェリーで行ったりしたので
4泊の旅で3回、往復で6回
船旅を楽しみました。
便数が少なく待つ時間も多いのですが
海から眺めるイスタンブールの景色も
素敵です。
かもめが船のすぐ近くを飛びます。
向かい風に推されて
なかなか進めない光景なども面白い。
この辺は内海で波も高くないので
全然揺れなくて快適でした。
※船酔いしたことは有りません
ブユック島の情報は
追って投稿します。