トルコを代表するお菓子、どちらがお好み?
バクラヴァ(BAKLAVA)
フィロ生地と呼ばれる薄い生地を
何層にも重ね
ピスタチオなどのナッツのペーストを
挟んで焼き
甘いシロップをたっぷりかけたもの。
オスマン帝国の時代から
食べられていたお菓子です。
イスタンブールでは
バクラヴァの専門店も有り
箱詰めでセットになったものや
バラで選んで買えるものも有ります。
バクラヴァを売っているお店はたくさん有るので
こだわりが無ければ
どこで買ってもいいと思います。
ロクム(Lokum)
トルコではロクムと言われていますが
欧米などでは
ターキッシュデライトとも呼ばれています。
ロクムというのはオスマン語で
喉を和らげるという意味が有ります。
トルコを訪れたイギリス人が持ち帰り
「ターキッシュデライト=トルコの喜び」と
名付けて、販売したそうです。
トルコの喜びなんてネーミングが最高!
基本的なロクムは、
砂糖、水、コーンスターチ、でんぷんなどに
アーモンドなどのナッツを加えたり、
ミントやローズウォーターを
練り込んでいます。
どちらがお好み
旧市街のスルタンアフメト~シルケジの
トラムの線路沿いには
バクラヴァやロクムのお店が
沢山有ります。
※グランバザールにも店舗はたくさん
箱入りのものも有りますが
好きなものを選んでセットにしてもらったり
ロクムの場合は
棒状のものから好きなものを選び
2cmくらいに切って
詰め合わせにしてもらうという買い方も。
※最初からダイス状のものも。
お店の人が甘いのが好き?甘くない方?って
聞いてくれて
5mmくらいにカットしたもの
色々試食させてくれます。
これは何?って聞いてみたり。
個人的には甘いものは苦手なんですが
何でもダメなわけじゃなく
種類によります。
バクラヴァはちょっと苦手です。
たぶんシロップをかけなければ好きかも。
ロクムは好きです。
ナッツをたっぷり使っているので
甘いものとしょっぱいものを
交互に食べるあれを
ひとつで完結している感じ。
ロクムの種類
小箱入り
ばら撒き土産に最適な
小箱のセット。
バラでも売られていますが
私は6箱セットの物を買いました。
※賞味期限を確認しましょう
チェックしたら2024年だったので
オイオイでした。
ちゃんと新しいのを買いました。
このくらいの大きさのものが(右画像)
8個入っています。
不思議なのがパッケージの中。
画像の物はふたを開けるタイプ。
お豆腐のようにシールタイプだったり
クッキングシート的なビニールで
包んであったり
同じパッケージなのに・・・。
パッケージの画像では
ナッツぎっしりですが
ここまで入っていません。
周りにくっつかないように
コーンスターチみたいな粉が
まぶしてあります。
サービスのチャイなどに
添えられているのは
たいていこのタイプ。
食感は・・・うまく表現できませんが
ロクムをトルコ版柚餅子(ゆべし)と
表現している人もいます。
ターキッシュデライトという商品名の下に
味の種類が書いてあります。
1行目はトルコ語
Narti fistikli Lokum
ザクロ、ピスタチオ入りロクム
※グーグルで翻訳すると
fistikliはピーナッツと訳されますが
トルコ語でピスタチオです。
2行目の英語では
Pomegranate & pistachio
Pomegranateはザクロの事です。
pome=リンゴなどの果実
granate=手りゅう弾
余談ですがザクロジュースを
注文したら
スタンドのお兄さんが
英語で手りゅう弾って言うんだよって
教えてくれました.
トルコを超検索していたので
知っていましたが
そこは大人なので「へ~!」
お値段などは買ったものシリーズで
詳しく書きますが
1箱350円くらい。
値引きしてくれたので。
売れているようなお店がお勧めですが
そんなのわかりませんよね。
やっぱり賞味期限で確認です。
カットしてもらうタイプ
棒状のものが並べられていて
好きなものをカットしてもらって買うタイプ。
値段は重さで決まります。
いい写真が無かったので不二家の世界のお菓子サイトより
なんか成り行きで乗せられて
買っ(てしまっ)たのはこれ。
最初にどっちの箱がイイって聞かれます。
デザインではなく大きさ。
小さい方を選びました。
18.5x17.5x4cm
6種類x2個
小箱のと同じような
①本来のロクムみたいなのと
②ヌガー
③ナッツのペーストの周りに
ナッツがいっぱいついた生地が
巻いてあるような物。
この3タイプが入っています。
個人的には①と②が好きで
③はペースト部分がちょっと甘い。
1個を3回くらいに分けて食べました。
重さで金額が決まるので
いくらになるかわからない状態。
重さを計っておけばよかったですが
グラム単価が分かったとて
目視で重さはわからないよね。
結局¥4,000を超えましたが
ゴディバのチョコレートだって
このくらいはしますからね。
通販のサイトで見たら
逆にお買い得って思うかも。
心配なら、箱いっぱいで
いくらくらいになるかって
聞いてみてもいいかも。
計ってみないとわからないって
言われる可能性もあります。
突然とこから来たのかって
聞かれました。
日本って言うと
「真空パックします」って。
つまり彼は真空パックという単語を
様々な言語で言えるのだと思います。
日持ちや保存方を聞くのを忘れましたが
生クリームとかじゃないから
あわてて食べなくても大丈夫そう。
冷蔵庫に入れたら
ちょっと固くなりましたが
私的には食べやすいです。
3切ずつとか箱入りで買えるなら
お土産として配るのも
良いと思います。
ナッツたっぷりでゴージャスで
おいしい。
お店によっては小さ目の箱で
ちょっとずつで買えるところも
あるかもしれません。
1つ注意点!
試食を勧められても
全く買う気が無いなら
1切れくらいでやめておきましょう。
美味しいけど、
もう買っちゃったというのも
いいかもしれません。
トルコに行くことが有ったら
バクラヴァとロクムは
是非試してみてください。
そしてロクムを買うなら
ナッツたっぷりバージョンがお勧めです。