お客様第一主義
特に、日本の場合
お客様を立てる。
お客様には逆らわない。
それが美徳とされています。
だから、アホなクレーマーがはびこってしまうのです。
そして、アホがやることは手が付けられない。
さかなでしてSNSで拡散されたらお店や会社は
死活問題にまで発展する。
触らぬ神に祟りなし。
一時の我慢で丸く収まるなら、それも良し。
仕事中の迷惑電話
事務職なので電話に出るのも仕事のうち。
取引先名と担当者名は100％把握しています。
プロですから。
知らない会社からの電話でも
仕事につながる話かもしれないので
最初は丁寧に対応します。
「いつもお世話になっております」
「〇〇のXXと申します」ってお世話してねーし！
初めて電話する時点で「いつも」はあり得ない。
相当おバカです。
「はじめてお電話いたします」
「お世話になります」だろが！
もちろん、言葉に出しては言いませんが
電話線を通してでも伝わるような
「はい？何かお世話しましたでしょうか？」
光線をビンビン出します。
電話での勧誘は正当な営業活動です。
きちんとしているなら、
こちらもそれ相応の対応をします。
眉唾な勧誘電話の共通点は
周りで何人もの人が同じような電話をしていること。
それが聞こえてくるので、はは～ん！と
察してしまいます。
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社長じゃないとお話しできません
社長あての取引先からの電話は、
普通に回しますが
例の通りバックのガヤガヤが聞こえてくる電話は
「どんなご用件でしょうか？」というと
「ちょっと、社長じゃないと～」
これ、あり得ないです。
ちゃんとした会社なら
「先日ご案内した展示会の件で」とか
大まかな内容を言いますので、
電話を回します。
なので、バックガヤガヤ君からの電話で
社長じゃないとと言われたら。
居留守・帰社時間不明・明日から出張大作戦です。
こんなお得なお話なのに
NTTの方から、消防署の方から。
方って、どこさ？
ある意味オレオレ詐欺みたいなところもあるよね。
NTTから依頼を受けている体でかけてくる。
そんな時はNTTに確認するのでと言って
相手の電話番号を聞きます。
たいてい、ガチャンと切ります。
電話代が安くなる～的な電話も
頻繁にかかってきます。
安くなるって言うと全員飛びつくと思ってるのかな？
いろいろな手続きや書類も面倒だし。
「電話代が安くなっても
給料が上がるわけじゃないので
どうでもいいです」
ブラックOLのスタンスの時はこう言います。
もちろん、速攻電話を切る。
開口一番に聞かれるのが、電話の担当者です。
先日もその件でかかってきたので
聞かれる前に言いました。
「電話の担当は決まっておりません」
バックガヤガヤ君にとってはマニュアルに無い返事。
思わず一瞬たじろいだのを見て取りました（見えないけど）
「いえ、そういう事ではなく～」
（お～！体制ととのえたな）
「電話料金がお安くなるお知らせのお電話です」
「わざわざ、お知らせいただきありがとうございました」
そう言って受話器を置く私。
電話機までの数秒の時間、何かを言っている声が聞こえますが
私のスタンスは
ありがたい情報を教えてくれてありがとうと
素直に思い込んでしまったOLです。
先日、名前を聞かれました。
もちろん取引先だったら名乗りますが
得体のしれない勧誘電話に名乗ると
ご指名で電話がかかってきます。
「お名前うかがってよろしいですか？」
「名乗らなきゃいけませんか？」
「できれば・・」
「私宛に電話が来るのが迷惑なので」
これは、正直OLの対応です。
仕事中のお楽しみ
日々の仕事は、そんなに楽しいものではありません。
職種にもよると思いますが
事務職なんて別に楽しくはない。
冷暖房が整った中で座っていられる。
多少体調が悪くても座っていられる。
マスクが失礼にもならない。
コーヒーを飲んだり、のど飴を舐めてもOK。
忙しい時にかかってくる勧誘電話は
迷惑ですが
それを逆手にとって遊ぶのは面白い。
アホOLになって「ふぁい」って
聞いているんだかわからないような返事をする。
根暗OLになって、消え入りそうな声で答える。
これも一種のカスタマーハラスメント？
いやいや違います。
相手は、飛んで火にいる夏の虫。
若造のくせに、私にアプローチしてくるなんて
上等です。
顔を洗って出直して来なさい！
返り討ちに合うのが関の山ですが。
一応言っておきますが
こう見えても、わが社の電話対応は
とても感じがいいといわれます。
私、演技派なので。
