投票箱は市町村で貸し出ししています
2024年10月27日衆議院選挙
今回は投票率ダダ下がりとのことです。
約54%・・・有権者のほぼ半数が棄権しています。
認知症のお年寄りや
行かないではなく行けない人もいるので
半数とは言い難いかもしれません。
過去の衆議院選挙の投票率を見ると
S42~H5は70%前後で推移していますが
その後徐々に下がっていき
H24~R 3は毎回50%台に落ち込んでいます。
(総務省調べ)
投票率低下の原因
政治評論家でもない私には
よくわからないので有識者の意見を
まとめてみました。
投票に行かなかったことで起こる事、
選挙の大切さを理解していない。
自分の一票ぐらいで結果は変わらないと
思ってしまう。
親が投票に行かないと、子どもも行かなくなる。
環境に左右される。
いまの日本人は平和で不自由なく暮らせる。
ひっくるめて言うと
政治に関心が無いってことですが
裏金問題にしろ何となくフェードアウトし
無かったことになっちゃう現実を見ると
行ってもいかなくてもと思う気持ち、
わからなくもない。
あれに関しては一部の恩恵を受けた人以外
国民の全員が不満に思っているのに。
選挙に行かなくていい人
政治に関していろいろ意見は有れど
それが反映されないからという理由で行かないのは
面倒臭いといのと全く同じだと思っています。
行かなくていいのは政治に興味ありません。
政治家の癒着や金銭問題、
税金の無駄遣いなど
どうぞご自由にって思う人だけ。
政治に関して否定的であれ
意見が有るなら選挙に行くべきです。
選ぶべき政治家がいないのなら
白紙のままで投票すべきだと思います。
※「支持政党なし」という党名が
存在し、そこそこの票が投じられた経緯があるので
何も書かないことをお勧めします。
投票は特定の人だけのものだった
今でこそ18歳になれば
投票権を得られます。
海外在住でも日本国籍なら
在外選挙制度に則って
日本大使館などで「在外選挙人名簿」へ
登録申請を行うことで
選挙に参加することができます。
受刑者(刑務所に入っている人)は
選挙権がありません。
“公職”にある人が収賄などの罪で
刑に処せられた場合、
刑期終了後でも投票権は5年間停止されます。
政治や選挙に関連しない犯罪の場合、
“執行猶予”期間中は、選挙権が有ります。
昔は高額納税者にしか選挙権は無く
日本で女性に選挙権が認められたのは
戦後の1945年の事です。
アメリカでは1870年に
黒人にも選挙権が与えられましたが
「文盲試験」というのが有って
それに合格しなければ
投票できなかったそうです。
ジョンソン大統領により
文盲試験が廃止され
それが実施されたのが1971年。
アメリカ映画で見たことが有ります。
黒人が選挙権を獲得したにもかかわらず
黒人女性が投票に行こうとすると
白人至上主義のごろつきたちが
道をふさいで投票に行かせなかったシーン。
自分より下の(と思っている)人間
(黒人でしかも女性)が
平等に扱われることが
許せなかったのでしょう。
高額納税者ではない皆さん、
女性のみなさん、
今では当たり前のように送られてくる、
選挙の入場整理券。
1票の重みという言葉が有りますが
私は票の重みより
このペラペラの入場整理券に
重みを感じます。
政治に関心が無くても
政治の事がわからなくても
平等に与えられるようになった選挙権。
この大切さこそ忘れてはいけないと思うのです。
政治に関心が無かったら
政治のことがわからなかったら
どうせ何も変わらないと思っても
白紙でいいから、投票には行きましょう。
行って欲しい。
白紙は無効票になる
公職選挙法では法定得票数という者が有り
選挙の種類で異なりますが
当選するためには一定数以上の得票数が
必要になります。
ただし、有効得票数の何%という
決まりになっています。
白紙の投票がカウントされないと
民意として反映されることは
ないのでしょうか?
投票箱は借りられる
投票箱の画像を探していたら
区や市などの地方自治体で
貸し出ししているそうです。
記載台や投票箱用の台も。
調べてみたら料金は未記載だったので
無料かもしれませんが
搬送は借主が行います。
選挙期間中は貸し出ししていません。
そりゃそうだ!