残った糸どうする問題
グラニースクエアー用に
ソックヤーンを買いましたが
実際のところ編んでみないと
毛糸の量がざっくりしかわからないので
余ってしまいました。
ハンドメイドは何かを作るたびに
材料がちょっとずつ残ってしまいます。
結局は3玉くらい買い足しました。
糸が割と細めなので
フレンチスリーブの春・秋物に仕上げました。
ソックヤーンはランダムに染め分けられていて
メリヤス編みで編むだけで
編みこみ模様になっていきます。
色を変えるごとに糸が渡ることもなく
裏もすっきりしますし
模様を間違えることも無くて便利です。
ただし、セーターの場合は一周が長いので
どれだけ編み込み風になるかは
編んでみないとわかりません。
これを編んだ時に余った糸です↓
トップダウンはすごく簡単
編み物と言えば裾から上に向かって
編んでいくというのが普通です。
襟ぐりから裾に向かって編む
トップダウンという方法を知ったのはつい昨年。
トップダウンのメリット
♦肩や脇のとじハギが不要
♦編み途中でも試着で確認できる
♦輪針で編むので表編だけでいい
(一部往復編みも有ります)
トップダウンのデメリット
♦参考になる資料が少ない
♦輪針のループの部分が長いものは
全部の号数が無い(と思う)
編み方
針と糸
ゲージ(10cmx10cm)
20目32段
7号100cm輪針使用
ソックヤーン(セリアで購入)
35g7玉(230g使用)
※ゲージや針の号数は
糸に記載しているものとは異なります。
サイズ
出来上がりのサイズはこんな感じ。
襟ぐり~ヨーク
こういう編み図は逆さに(編む方向を上に)
書かれているのですが
なんだかピンとこないので
こんな風に書きました。
前後差を編む
前の襟ぐりが下がるようにするので
後身頃部分だけ前後差分を編みます。
袖、前身頃は針や糸にとって休め
後ろ身頃だけ往復で編んでいきます。
袖は毛糸にとって休め
前身頃は輪針に残し
後身頃は棒針で編みました。
図解するとこんな感じ。
マチを作る
前身頃と後ろ身頃の間に
別糸で編んだ鎖から11目を拾い
マチにします。
目を拾う時にほどくので少し多めに
編んでおいてもいいと思います。
図解するとこんな感じ。
左右対称なので
反対側はこの逆です。
わかりにくいと思いますので
最後に動画を貼っておきます。
後ろ身頃、マチ、前身頃、マチ計168目を
ぐるぐると編んでいきます。
これが身頃になります。
お好みの長さまで編んで
ひと目ゴム編み(すそ)を7段編みます。
ある程度身頃を編んだら試着してみましょう。
ひと目ゴム編み止めで処理すると
ほどくのが大変です。
ゲージは違うのですが
本を参考に編みました。
本の通りにヨーク部分を編んだら
ものすごく長くて変だったので
編みなおしたのですが
こういう事ができるのもトップダウンの
メリットです。
袖口
今回はフレンチスリーブなので
身頃部分を編み終わったら
袖口のゴム編みを編みます。
休めてある袖の53目は固定ですが
前後差とマチからの拾い目は
絶体〇目という事は無く
ゆるんだりツレたりしないように加減して
目を拾います。
身頃とマチの部分など
広がって穴のようになる場合は
2目一度にしたり
1目に2目入れたり工夫してください。
下記の拾い目は参照で
見てくれ優先です。
ただし袖口はひと目ゴム編みなので
必ず偶数目にしてください!
ある程度編み物ができることを
想定しての説明なので
作り目や、ゴム編み止めの処理などは
省かせていただきました。
色彩の魔術師と言われる、
ミッソーニのニット風、
いい感じにできたんじゃないでしょうか?
自画自賛過ぎ?
動画の説明はこちらから。