シルバークレイとは
銀粘土(英語:Metal clay)は、
マイクロサイズまで微粒化した、
銀と水を結合剤などと
混練した粘土状の素材である。
銀の沸点(961.93℃)よりも
かなり低い温度で焼結する特長を
持ち、粘土細工を造形する要領で
手軽に銀製アクセサリーを
作ることができる
(Wikipediaより引用)
シルバーのアクセサリー
シルバーのアクセサリー作りは
結構手間がかかります。
ワックスで型を作って
棒状や板状の銀を
バーナーでなんかやって
叩いたりいろんなことして
作るわけです。
で、思い通りのデザインを
初心者が作れるわけがない。
クロムハーツとかはお高いですが
シルバーのアクセサリーは
そこそこ安くてかわいいのが買えます。
買った方がいいです。
だけどやっぱり作りたい
私と同じようなタイプの人。
つまり手作りが好きで
なんでも一度は試してみたくて
作る工程が好きな人。
そんな人向きなのが
シルバークレイの
アクセサリー作りです。
プラモデルとかは
出来上がったらそれで終わり。
作品をめでる楽しみ・・・
私には無い。
だから、陶芸とか、カゴバックとか
後々使えるものを作るのが好き。
(私の手作り遍歴はまたそのうち)
実はシルバークレイは
ブログを始める1つ前の趣味です。
やっぱり最初は習うべし!
独学もアリですが
コツやポイントなどを会得するには
習った方が早道です。
最初から道具を揃えるのも大変だし。
かといって、お教室に通うと
入会金もかかるし
時間が合わなかったり
カリキュラムによっては
好み以外のものも作る。
私が見つけたのは
東急ハンズのワークショップ。
残念ながらコロナの影響で
2022年8月の時点では
開催されていません。
ハンズのワークショップは
そこで試して、
趣味として始めれば
材料を購入するという流れの
プロモーションみたいなものです。
だから、費用は材料費のみ。
(講座によるかもしれません)
これ以外のワークショップも
色々参加しています。
自分だけうまくできなかったら・・とか
思うこともありますが
一応世間では器用で通っている私です。
そう言い聞かせて自己暗示。
売り場の片隅のテーブルを
数人で囲んで何やら作っているのを
見たことありませんか?
通りがかりの人は
何やってんねん?な感じで
じろじろ見ていきます。
なんか恥ずかしいよね。
だけど夢中になっちゃうと
そんなの全く気になりません。
知らない人は苦手って
私もそうですが(信じてないでしょう?)
同じ目的でやっていると
垣根は無くなります。
ワークショップの内容にもよりますが
シルバークレイは月一回。
一年くらい通いました。
ザックリ作り方
作るものは
リング、ペンダントトップ。
ピアス、イヤリング
(金具は後から付けます)
リングを作る人が多いです。
粘土のように手で成形したり
モールドに詰めて型どりしたものを
乾燥ささてから
サンドペーパーで削って滑らかにし、
専用の窯で焼いた後
ワイヤーブラシをかけ
ルリベラで磨きます。
(先端がオニキスでできているヘラ)
磨かなければマットな仕上がりに。
スターターキットの商品ページに
作り方の動画もあります。
ワークショップで作る時は
リングゲージでサイズも測れるし
専用の釜で焼いて貰えます。
これが仕上げに使うルリベラ。
スターターキットは
窯ではなく金属の網を
コンロに乗せる簡易的なものですが
本格的な釜は
七宝焼きにも使えるもので
小ぶりですが¥7万くらいします。
シルバークレイ7gで¥1500(税別)
女性ならこの量で太めのリングも作れます。
カップルで来て相手用のを作って
交換する人もいました。
不器用な彼氏だったら困るよね。
内緒でプレゼントを作りたいと
男性が一人で参加し、
サイズがわからなくて
適当に・・・
先生から聞いたエピソードです。
一年も通えば顔なじみです。
シルバーの酸化
シルバーリングは空気に触れると
酸化して黒くなります。
毎日使っていれば大丈夫ですが
しまいっぱなしの場合は特に。
保存はチャック付きの小袋で
密閉すれば大丈夫です。
ペンダントやピアスなどの金具は
あえてシルバーにしていません。
鎖の部分などは酸化すると
磨きにくいからです。
銀磨き用のクロスもありますが
最後の仕上げに使うルリベラの代わりに
カッターナイフの柄の部分で
磨いちゃったりしています。
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