99%の観光客がきっと行く場所
トルコに行って
カッパドキアに行かない人もいると思いますが・・・
います。
それは私です。
その話は置いといて
スルタンアフメトに行かない人は
ほぼいないと思います。
そこには世界遺産の
一度は聞いたことが有る、
アヤソフィア、トプカプ宮殿、
ブルーモスクが有るからです。
徒歩圏内というより
グルーッと見渡せば全部視界に入ります。
当然人がたくさん集まります。
シミットやトウモロコシ+焼き栗の
屋台も沢山有ります。
旗を先頭にその後に続く団体も
あちこちからやってきます。
99%の日本人が声をかけられる場所
そのスルタンアフメト公園を突っ切って
駅に向かうのが毎日の日課。
そして毎回声をかけられます。
こんにちは
どこから来たんですか
先ずはこの辺から始まります。
道を尋ねるわけじゃなし
私に用事があるわけでもない。
話しかけてくるのをシッシッと
追い払うのも失礼です。
その人たちの決まり文句は
いとこが東京に住んでいる
甥っ子が六本木に住んでいる
池尻大橋の会社にいた
いとこの奥さんが日本人
いや、トルコ人全員日本とつながってる?
東京って答えたから
六本木って言うのかな?
大阪から来たって言ったら
心斎橋に住んでるって言うのかな?
とにかく日本語が上手な点は
賞賛に値しますが
駅のホームで電車を待っている時とか
フェリーに乗っている時とかに
親日家のトルコ人が
日本人に声をかけるのはわかりますが
歩いている人を追いかけてきて
声をかけるなんて普通はないよね。
日本人を見かけたから
声をかけてみたって言われたけど
その人さっきも日本人のカップルと
話してて、内容全く同じだった。
私は歩きながら返事をしましたが
ここで立ち止まってはいけません。
どこに行くの?
案内してあげるよ?
たぶんそう来ます。
折角だから案内してもらう?なんて
おつむの弱い連れと行く時は
前もって、そういう人は怪しいからねと
打ち合わせをしておきましょう。
ついて行ったことは無いので
どんな結果になるかわかりませんが
たいていは絨毯屋や
土産物屋に連れて行って
買わないわけにはいかない状況に
なるようです。
お土産ならどうせ買うつもりと
割り切れますが
絨毯はいらないだろう!高いだろう!
荷物になるだろう!
たいていはチャイでも飲んでって、
絨毯見てって。
そこでお茶なんか飲んじゃったら
敷物の一つも買わないわけにはいかなくなる。
ついて行かない、お茶は飲まない。
実は男性も要注意です。
ひとりで歩いている男性に声をかけ
日本関連の話をした後
意気投合してご飯に誘いわれ
ここは僕がと奢ってくれる。
そのあと、ぼったくりバーに
連れていかれるようです。
ひとり旅で友情が芽生えるとかは
映画などの虚構の世界。
そう思っておけば間違いない。
親日家には訳がある
トルコ人が親日家なのには理由が有ります。
1890年、和歌山沖でトルコ特使一行の船が座礁し
日本人に救助され
義援金も送ったという友好の話は
トルコの教科書に載っているそうです。
ブルーモスクの入り口(門)まで行ったら
どこからともなくおじさんが表れて
プルレイラ~?ブリジタ~?って
聞くんですよ。
脳内で咀嚼すると
プレイヤー?ビジター?だった。
なんだか巻き舌英語でわかりにくい。
で、始まった。
弟の奥さんが日本人。
「私はあなたを案内する
あなたは私の店に来る」って。
バザールで絨毯売ってるそうです。
いやいや頼んでいないし、
入り口は門の反対側だけど
みんなが行くからわかるし。
やだな~、おじさんずっと待ってるのかな?
だけど入り口まで案内してくれて
さっさと帰りました。
ただ案内してくれた親切な人だったのかも。
新市街のカラキョイで道を聞いた時
最初はこっちだって指をさして
教えてくれましたが
隣にいた別の人に聞いてくれて
道案内してくれました。
結構な坂道で、目的地が見えるところまで。
結局彼は来た方向に戻って行ったので
わざわざ、逆方向なのに
連れて来てくれたようです。
そう言えば別のおじさまと
LINEを好感しました。
ホテルの周りをうろついていた時。
その人は日本で仕事をしていて
ネットで検索すると出てきます。
料理関係の仕事をしているので
前日に買ったスパイスの使い方など
色々教えてもらいました。
人を見る目が有るっていうやつはどうよ
私って人を見る目があるのよねって言うやつどうよ?
そういうのって運だと思う。
誰が見ても怪しげな人や
あまりにもおいしすぎる話には警戒するけれど
巧妙な手口は見破れない。
本当に親切な人を無視したら
申し訳ないけれど
身を守る方が大事。
対処法はこの3つ
♦話しかけられても立ち止まらない
♦日本語わからないアジア人の振りでスルー
♦あしらう事を失礼だと思わない