今週のお題「絵本」
私が生まれたのは1954年。
本格的にTV放送が始まったのは
その1年前。
だから子供の頃にはTVが無かった。
その頃のテレビは
サラリーマンの月収より高かったかも。
調べてみたら1955年の白黒テレビが
9万円。
といっても、物価が違うので
換算すると54万円だそうです。
父が出勤したあと、
お母さんと一緒を見るわけじゃなく
必ず母が絵本を読んでくれていて
父が帰宅すると
朝読んで貰った絵本を
暗唱して聞かせやそうです。
そんなに英才教育するなよって
父が言ったそうですが、
なぜそれを真に受ける!
英才教育しといてくれたらよかったのに。
さんびきのくま
私が好きだったのはこのお話し。
好きだったのは覚えているけれど
タイトルは記憶になくて
検索して探しました。
イギリスの有名な童話らしいのですが
私の中では
何となくロシアっぽいイメージが有ります。
絵がそんな感じだった。
【Wikipediaのあらすじより】
森の中に3匹のクマが住んでいた。
1匹は小さく、もう1匹は中くらい、
あとの1匹は大きなクマだった。
※お父さんお母さん子供という訳も。
3匹はそれぞれ、
自分と同じ大きさのお椀と椅子、
ベッドを持っていた。
ある朝、3匹は朝食のお粥をお椀によそい、
お粥がさめるまで散歩にでかけた。
ところがその留守に、
1人の女の子がクマの家にやってくる。
誰もいないので入ってみると、
テーブルの上にお粥のお椀が置いてあった。
大きなお椀のお粥は「熱すぎる」。
中くらいお椀のお粥は「冷たすぎる」。
小さなお椀のお粥は「ちょうどいい」ので、
全部飲んでしまう。
女の子は疲れていたので椅子に座ろうとした。
大きな椅子は「固すぎる」。
中くらいの椅子は「クッションが柔らかすぎる」。
小さな椅子は「ちょうどいい」ので座ったが、
椅子は壊れてしまった。
眠たくなったので寝室に行ってみると
3つのベッドがあった。
大きなベッドは「頭が大きすぎる」。
中くらいのは「足が高すぎる」。
小さいのは「ちょうどいい」ので、
そこで寝てしまう。
その後、3匹のクマが戻って来て、
小さなお椀のお粥は食べられ、
小さな椅子は壊れていて、
小さなベッドには女の子が寝ている。
目を覚ました女の子はクマに驚き、
慌てて家から逃げていった。
内容より絵が好きだった
この童話は今でも出版されていて
多種の絵本が有ります。
当時のままの絵本は
(検索では)見つかりませんでしたが
私の記憶に残っている絵は
絵本のそれなのか
記憶がデフォルメされたものなのかは
わかりません。
こんな感じというのを
うまく説明できませんが
絵のテイストが温かみが有って
好きでした。
その家は山小屋のような
ウッディーな感じで
家具も民芸っぽい感じ。
椅子はこの画像の床みたいな色で
背もたれにはトールペイントが施されていました。
座面がワラ?みたいな感じで・・・・・
(トップ画像のような)
何十年も前の話だから
記憶も塗り替えられて
違うかもしれない。