画像はpinterestより引用
朝、地下鉄のホームドアが開いて
いつも利用している地下鉄は
もうだいぶ前からホームドアが有ります。
それが当たり前になっているので
無いと何だか不安になります。
そしてドアが開いて乗り込もうとしたら
ん？想定外の光景。
座席の横のボードに寄りかかって
男の子が座ってる。
具合が悪いわけじゃなさそう。
スマホ２台持ちで、何やらやってます。
しゃがんで荷物を探したりならわかるけど
完全に床に座ってる。
9時少し前で、ラッシュじゃないけど
ガラガラなわけでもない。
多少混んできても全く気にしないマイペース。
私が降りてもまだその先まで行く様子。
男の子って書いたけど
子どもではない。
高校生かと思ったけど
制服姿じゃない。
何者？社会人？
こういう子を雇っている会社って
大丈夫かな。
勝手に会社員って決めたのは
単なる妄想ですけどね。
昼、地下鉄のドアが開いて
休日の午後、地下鉄はそこそこ空いていて
だいぶ前だったからどこへ行く途中だったかは
覚えていませんが
座席に座っていくつ目かの駅に停まったら
今ではほぼ見かけない山姥メイクの子が
乗ってきました。
混んではいなかったけど
座席はひとつも空いていません。
彼女よっぽど座りたかったんでしょうね。
きょろきょろと空席を探していましたが
座る場所が無いとわかると
腹をくくったのか、その場にしゃがんで
しゃがんだだけじゃなく
お尻をついて足を投げ出して座り込んじゃった。
周りの視線は当然彼女にくぎ付け。
こっち見てんじゃね～よ！
と言うわけでもなく
周りを気にする様子でもなく。
角度を変えれば
通勤電車で見かけた男子も
平日の車内で見かけた女子も
まあ迷惑と言えば迷惑ですが
われ関せずのこの行動。
ある意味あっぱれな気もします。
このこと自体は褒められる行為ではありませんが
私たちは人目や常識を
気にしすぎてしまうことが有ります。
特に日本人は恥の文化と言われ
こんな事をしたら恥ずかしい。
こんな事をしたら笑われる。
皆と違うのは良くない。
それが行動の基準になっています。
だからある程度の民度を
保っているのかもしれません。
それを踏まえたうえで
物事の角度をちょっと変えてみたり
人とは違う事を試してみたり。
それがコロンブスの卵になるのかもしれない。
