イスタンブールのトイレ事情に凍り付く
旅先のトイレ事情は大事です。
アマゾンの奥地なんかに行くわけじゃないから
トイレがないわけはない。
基本はそう思っています。
最悪、飲食店が有れば使わせてもらえます。
イスタンブールのトイレでは
紙を流してはいけないと言う情報で
ちょっとビビった。
ただ、ちゃんとしたホテルなどのトイレは
普通に流して大丈夫。
詰まったら困るのは向うだから
きちんと表示が有る筈。
※表示はどこも有りませんでした。
流す流さないの見分け方
観光地のトイレに関しては
流してはいけないところもある。
どうやって見分けるかと言うと
直径30cmくらいのゴミ箱に
黒いビニール袋が被せてあって
そこに既に捨てられているからわかる。
もう一つビビるのがトイレの形状。
日本で言う和式的な物。
ただし和式の場合は便器のフチが細いが
トルコ式は便器の両側がナミナミになっていて
そこに足を乗せる。
トップ画像は空港のトイレ個室の
張り紙ですが
デフォルメしてあって
実際は縦長の長方形です。
空港の場合は
洋式>トルコ式
公衆トイレの場合は
洋式<トルコ式だっり
全部トルコ式だったり
覚悟が必要かもしれません。
地方の観光地の古い建物や
モスクはトルコ式と聞いている。
もちろん紙は流さずバケツに捨てる。
壁の低い位置に水道とバケツがあって
それで流す。
小の時は流さなくても大丈夫。
男性用の場合は入れないので
よくわかりません。
ただ、個室はおなじハズです。
観光地のトイレ事情
私の行動範囲内の情報です。
トイレっていつでも行けると思うと
そんなに気になりませんが
有るかどうかわからないとなると
なんだか無性に行きたくなります。
人体構造上女性の方がトイレが近いそうです。
オルタキョイ(ORTAKOY)
誰でも1度は行くであろうエミノニュ
(EMINONU)から北上した場所に位置します。
フェリーを降りて右に行くと
Büyük Mecidiye Camii(ビュユック・メジディエ・モスク)
ピンクの通称オルタキョイモスクが。
その手前に看板が有ります。
矢印はまっすぐ進むに見えますが
看板の左側にあります。女性は2F。
一番右個室のドアには洋式のイラスト。
なぜかエアータオルはダイソン製。
しょぼい公衆トイレでも
ダイソン、結構見かけました。
フェリーのトイレ
何度かフェリーに乗りましたが
トイレを利用したのは一度だけ。
カバタシュ(Kabataş)⇒
ブユック(ブユカダ)島
(Buyukada)
表示が見当たらず聞きました。
トルコ式で紙は有りません。
用具入れかトイレかわからないドアには
鍵がかかっていて
人型のマークがついたドアひとつだけ
開きました。
推測ですが繁忙期以外は
掃除が手間だから
ひとつしか使わせないのかも。
ちょっと臭いも気になりました。
ちなみにフェリーの乗り場に
トイレは有りません。
今回、トラムとフェリーしか乗っていないので
地下鉄駅のトイレ事情は不明です。
エミノニュ(eminonu)のトイレ
ガラタ橋のたもと旧市街のエミノニュ。
新市街に向かって
橋の右側のたもとにあります。
有料、イスタンブールカードで支払います。
トラムの改札と同じ方式。
カードをピッとすると
液晶画面に金額と残高が出ますが
この画面めちゃくちゃ見にくくて
正直いくらなのかわかりません。
アメリカでトイレはrestroomですが
ヨーロッパではwatercloset。
カラキョイ(Karaköy)のトイレ
旧市街⇔新市街は
トラムT1で1駅。
歩いていくことも可能です。
カラキョイ側の橋のたもとには
半地下のショッピング街があって
(大したものは売っていません)
そこで聞きました。
どの出口かをうまく説明できませんので
聞いてみてください。
出口を出てすぐのところに
エミノニュと同じように
イスタンブールカードで入る
有料のトイレが有ります。
エユップ(Eyüp)のトイレ
エミノニュからフェリーでも
行けるようですが
トラムの方が本数が多いと思います。
歩いても行けますが
上までは駅を出て目の前にある
ロープウェイで行けます。
ピエール・ロティカフェは
お茶しなくても入って大丈夫。
オープンエアーです。
真ん中あたりに山側へ行く階段があり
その右側に無料のトイレが有ります。
階段を上った先には
お土産屋さんも有ります。
ブユック島(ブユカダ)(Buyukada)のトイレ
プリンスイズ諸島の中の最大の島。
行き方は別記事でご紹介します。
フェリーを降りちょっと歩いた右にWCのマーク。
見渡してもわからなかったので
レンタサイクル店のおばさんに聞いたら
向かいのレストランの
呼び込みの兄さんに聞いてくれて
お店のトイレを使わせてくれました。
帰りにここでランチしないと
義理を欠くことになります。
トイレは個室が一個で
なかなかカギがかからない。
で、今度はドアが開かない。
中からドンドンたたいて蹴って
向う側から開けてくれたけど
これ、いつもなんじゃない?
直せ!
こんなトイレ2度と使わない。
こんな店でランチはしない。
公共のトイレ、写真は有りませんが
船を降りて海沿いに左に進みます。
結構行った先の右角に
一見、教会みたいな建物が有って
段を上った先にトイレが有ります。
真ん中におばちゃん(あるいはおじちゃん)が
座っていて
現金で10TL支払うとゴワゴワの紙をくれます。
洋式です。
1TL=約¥4(2025/5)
スルタンアフメト公園のトイレ
距離は適当です。
位置関係だけ見てください。
この画像の上側がトラムの軌道です。
利用していないので
料金やタイプはわかりません。
ブルーモスクのトイレ
敷地に入るとトイレの標識が有ります。
モスク内ではなく
独立した建物で無料です。
建物も広く洋式できれいです。
カドゥキョイ(Kadıköy)のトイレ
イスタンブールに行ったら
アジアサイドにも足を延ばすと思います。
こちら側に宿泊する人も多いと思います。
フェリーを降りて右側に
旗が沢山はためいているカドゥキョイスクエアが有ります。
初代アタチュルク大統領像。
その向こう側、通を渡った先に
WCの文字が見えます。
建物に入ると正面に窓口が有って
おじいちゃんが座っていました。
現金で15TL
1TL=¥4(2025/5)
支払うとトラム入り口と同じ、
回転式のバーを解除してくれます。
「あそこに紙が有るから」
たぶんそう言ったんだと思います。
壁かけ式のボックスから
例のゴワゴワの紙を自分で取ります。
様式は・・・たぶんトルコ式だったような記憶
イスタンブールのトイレ事情まとめ
♦トラムの駅にトイレは無い
♦イスタンブールカードのみの有料トイレ
♦現金のみの有料トイレ
♦トルコ式(和式)しかない場所も
♦バケツが有る場合は洋式でも流さない
♦観光地ならどこかにある筈、聞いてみよう
♦ポケットティシュではなく箱ティッシュを
(ビニールの袋に入ったアレ)
トイレ事情を知ると
ちょっと躊躇しますか?
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