- イスタンブールカードとは
- イスタンブールカードとイスタンブールシティーカード
- 買ってはいけないイスタンブールシティーカード
- イスタンブールカードの買い方・チャージ
- イスタンブールカードはクレカで買うな
- 残高不足に注意
- お手伝いおじさんに注意
- イスタンブールカードまとめ
透明のスマホケースに入れて持ち歩いています
イスタンブールカードとは
Suica PASMOと同じ交通系カードです。
イスタンブールを旅するなら必須です。
♦ショッピングには使えません
♦1枚のカードを複数人で使えます
ひとりがタッチしたら次の人に渡す
♦ネットでの残高確認には
トルコの電話番号が必要です
♦残金の返金は手続きが難しいそうです
つまり返金できないと思った方がよい
♦空港から市内へのHavaist(ハヴァイスト)には、
使用できません(2025/5)
イスタンブールカードとイスタンブールシティーカード
これが券売機です。
スルタンアフメト駅には4台並んでいますが
さてこの2台、違いが分かりますか?
左の機械はIstanbulの文字の下に
ちっちゃい字でCity Cardって書いてあります。
操作の画面もほぼ同じですが
一番上の右側がちょっと違います。
イスタンブールカード
チャージ式で乗った分だけマイナスされる
イスタンブールシティーカード
乗り放題のデーカード
設定は1.3.5.7日
買ってはいけないイスタンブールシティーカード
毎回残高を気にしなくてもいいので
一見便利そうなこのカードですが
かなり割高になっています。
今、トルコはものすごいインフレと
トルコリラの暴落で
○○はいくらですと言う正確な情報が
得にくくなっています。
例えばイスタンブールカード購入時の
カード発行手数料
2024/7 70TL
2025/5 130TL
なのでイスタンブールシティーカードが
こんなに高いという金額を
提示できませんが
旅行サイトなどでは金額を見ることができます。
旅行サイトなので
¥4000/day だったり ¥6000/dayだり
そのサイトの割引が入ったりしますが
トラム初乗り27tl=¥108(2025/5)
一定時間内の乗り継ぎには
割引運賃が適用されます。
そこから計算するとお得感はありません。
シティーカードは複数人では使えません。
イスタンブールカードの買い方・チャージ
トラムの乗り場、駅、船乗り場などあちこちにあります。
記事や動画での説明がたくさん有りますので
ここでは簡単に。
おつりは出ません。
①言語選択
これが初期画面です。
右下のlanguageを2度押すと
日本語が選べます。
ついつい液晶を押してしまいますが
左右の緑や赤のボタンを押します。
言語を選ぶと初期画面と同じものが
日本語で表示されます。
②チャージまたは購入を選ぶ
右上がチャージ
2番目が購入です。
※古い情報では一番上に
10回の回数券という項目が有りましたが
私が利用した時はその項目は
有りませんでした。
③現金かクレカを選択
金額を選択する。
④タッチまたは紙幣を入れる
ヨレヨレの紙幣は、はじかれる事が有ります。
別の紙幣に替えるとちゃんとできました。
購入の場合は一番下から
カードが出てきます。
ちょっと時間差があります。
チャージの場合は券売機の画像で見ると
中央右側白い部分に
青いハートが付いたイラストの部分、
ここにカードを置きます。
カードを置くと残高が表示されるので
残高確認のみで利用することもできます。
何かで読みましたが
上限500TLまでしか入れられなくて
はみ出した分は戻ってこないって
書いてあったような。
イスタンブールカードはクレカで買うな
最初はカード発行手数料がかかるので
200TLを買えば
130(手数料)➕70(チャージ)
渡航前に検索した時は100TL札までしか
使えないとのことだったので
100を2枚入れようとしたら
購入額に足りませんと戻って来ました。
※この件は一般人の情報でした
最初は紙幣がヨレヨレだったから?と
思いましたが
私が推測するに、発行手数料が
70TLの時の話だったのかも。
その情報が頭にあったので
クレカしかないと思い込んで
カードで購入。
2度ほどカートを使いました。
帰国してクレカの使用明細を見ると
使用した金額がおかしい
支払先はBELBIM ELEKTRONIK PA
金額が341.55TL(¥1342)
小数点以下の支払い記憶が無いので
?????
調べたところクレカは手数料がかかる。
200(チャージ)
130(発行手数料)
11.55(クレカ手数料)の様です。
・・・ということは現金で買った方がお得?
トルコリラにExchangeすると
それはそれで手数料がかかるので
どっちにするかはお任せします。
手数料について検索したら
金額にかかわらず一律となっていましたが
100TLをチャージした時の明細では
103.5TLになっていました。
手数料は3.5
50TLチャージした時の明細では
手数料は1.75
つまり50TLごとに1.75の手数料が
発生してるようです。
そうするとチャージではなく購入した時の
あの金額は・・・謎!
公式サイトにアクセスできず
正確な情報はわかりません。
2025/5現在の情報では
初乗り 27TL
乗り換え1 19.33TL
乗り換え2 14.67TL
把握困難な数字です。
タッチする時に液晶に金額が
表示されますが
トラムの場合は日が当たっていて
全く見えません。
カードでチャージすると
都度手数料がかかりますが
残高が多くなるともったいない。
その辺の判断も大事です。
これも公式情報ではありませんが
2年だか3年だか一度も利用しないと
無効になるそうです。
残高不足に注意
タッチすると液晶が緑になりますが
残高不足の場合は赤くなります。
その場合はチャージすればいいのですが
トラムの場合だと左右の改札の
どちらか片側にしか券売機は有りませんので
ちょっと面倒だったりします。
お手伝いおじさんに注意
スーツケースを転がして
イスタンブールカードを買うのは
99%旅行者。
空港バスで市街地に向かう場合
降車してからトラムに乗ることが多い。
例えば旧市街なら
YusufpasaからT1に乗る。
お手伝いおじさんの格好の餌食です。
Aksaraymetroから餌食が続々とやってきます。
ベンチに座っていたおじさんが
おもむろに立ちあがり
こっちにやってきます。
前述の100TLの件でもたもたしていると
何か話しかけてきました。
なぜかイスタンブールカードを手に持って。
このカードを買えってか?
券売機付近に出没し
手伝うふりをして
カードを持って行っちゃったり
クレカを取ろうとしたり
そんな詐欺が出没する情報が有ったので
NO!とうざそうに断りました。
親切な人なのか詐欺なのかは
なかなか見分けがつきません。
チャージをしている人は
大丈夫そうですが
「あんたベンチで何してたのよ?」な
おじさんにはお手伝おじさんの称号を。
イスタンブールカードまとめ
情報・金額・レート等は2025/5の物です
♦発行手数料は1年経たずに倍くらいに
♦クレカで買うと手数料発生
♦トラム、地下鉄、船、ケーブルカーなど
ほとんどの交通機関で使えますが
例外もあります
♦乗車時にタッチ、降車時は何もしない
♦複数人で使いまわせる
♦残金の払い戻しはできない
♦買い物には使えない
♦お手伝いおじさんに要注意