♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

瓶の蓋が開かない時 これを試してみてください。

ジャムやピクルス、

瓶詰の蓋が開かない時ってありますよね。

非力だから?

男性にお願いしてもびくともしない。

瓶の蓋が開かない理由

たいていはこの三つ

缶合(かんごう)が合っていない

瓶の蓋を閉めるときにズレて

上手く閉まらなかったり

動かなくなることが有ります。

 

工場では専用の機械で蓋を閉めることも有ります。

希にきちんとはめられず、

それが検査にも引っかからずに出荷されることが有ります。

また、瓶口のスクリュー部分とと蓋のそれが合わなくて

(どちらかの不良で)

それを無理にしめた事で

動かなくなってしまう場合が有ります。

糖分が固まっている

甘露煮やジャムなどの場合

口に付着した糖液が固まって

接着剤のようになってしまう。

普通は機械で充填したり

拭き取ったりするのですが

それが完璧じゃないことも有ります。

 

真空状態になっている

瓶詰は中身を酸化させないために

真空状態になっています。

また、温かいまま蓋をした場合

冷蔵庫などで冷えることで

圧が下がり開きにくくなります。

 

ふたの開け方とやってはいけないこと

熱湯につける

瓶を逆さに持って熱湯の中に首の部分まで入れます。

糖分が固まっている場合は、これで溶けるので

開きやすくなります。

温めることで下がった圧も元に戻ります。

これは特別な道具が不要なので

一番簡単な方法です。

 

ゴムの道具を使う

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【ハワイ、カハラモールのcompleat kitchenの商品】

キッチン用品のお店や雑貨屋で売っているマット。

ゴムやシリコン製でこれをかぶせてひねります。

ゴム手袋でも代用できます。

手が滑らないので開けやすくなります。

 

穴をあける

蓋の中心に釘などで穴をあけます。

真空状態を開放する方法です。

ただし、釘も金槌も無いというご家庭も有ります。

注意点は、清潔な釘を使うこと。

そのまま瓶で保存するときは

穴をセロテープやマスキングテープで

ふさいでください。

 

周囲をたたく

実はなぜ詳しいかと言うと

食品関係の仕事をしているからです。

瓶の蓋が硬くて開かないというお問い合わせを

度々いただきます。

それで、いくつかの方法を知っています。

 

周囲と言う説明が難しいです。

周囲と言うのは蓋の高さの部分と上面の部分の角。

電話でわかるように説明するのはなかなか大変ですが

この方法を試して開きましたという

報告のお電話をいただくことも有ります。

 

蓋を広げる

ちょっと乱暴な方法ですが

最終手段の飛び道具です。

瓶の蓋ってスチール製・アルミ製が多いのですが

意外と柔らかいです。

蓋と本体の間に缶切りの歯、三角の部分を差し込んで

手前に引くように広げて、数か所を浮き上がらせます。

蓋が瓶から離れるので

手で回して開けることができます。

 

この方法で瓶が割れたことは有りませんが

ガラスなのでくれぐれもご注意ください。

缶切りの歯で手を怪我しないように

そこもご要注意です。

 

蓋が変形して密閉性がなくなるので

保存するときはコンテナなどにうつし替えてください。

 

これはNG

熱湯に浸す方法と理屈は同じですが

ガスコンロの火で直接炙るという方法を聞きます。

 

ガラスが熱で割れたり

割れて飛び散ることも有ります。

また、熱で膨張して破裂する危険も。

 

この方法はやめた方がいいです。

 ※瓶製造メーカーも注意喚起しています。

ワインのコルクが抜けない時

ついでにワインボトルのお話し。

最近はスクリューキャップのワインも多いですね。

海外にわざわざワインオープナーを持っていったら

スクリューキャップだったとことも有ります。

 使っているのはこのタイプ。

全く力がいりません。

力じゃなく要領なのかな?いや、たぶん力でしょう。

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スーパーのワインは瓶を立てて売っているので

コルクが乾燥していてボロボロになることも。

 

引いてだめなら押し込んでしまえ!

瓶の中にコルクを押し込んで

デキャンタに移し替えた経験も。

 

どちらにしても

せっかくこれから食べよう、調理しようというときに

蓋があかないなんて!

これが本当の「あきまへんで!」 

 

あかんくない動画はこちらで。


How to open the hard cap of the bottle /瓶の蓋が開かない時