スオメンリンナ島
フィンランドがスエーデンの一部だった、
１８世紀から建設が始まった要塞の島。
ロシア・スエーデン戦争では
この要塞が海軍基地として利用されました。
フィンランド戦争後110年間、
ロシアの海軍基地となり
クリミア戦争、フィンランド内戦、
第二次世界大戦を経て
フィンランド駐屯部隊がこの島から撤退後、
教育文化省の管轄に移管し
軍事施設のモニュメントとして
ユネスコ世界遺産に登録されています。
スオメンリンナ＝フィンランドの城
フィンランドの中でも人気のある観光地で、
当時のままの建物は、住宅やオフィスや
レストラン博物館などとして
利用されています。
たぶんそこに住んでいる人なのでしょう、
親子連れなどを見かけますし
建物の前に自転車が有ったりしますが
本当に人が住んでいるのかと
思うくらいひっそりとしています。
ビジターセンターは10:00～
カフェなどは早い店で10:30～
行き方
港までの行き方は色々ありますが
中央駅から徒歩でも行20分弱。
dayチケットが有るなら
折角なのでトラムで行きましょう。
このフェリーはヘルシンキ交通局（HSL）の
ABゾーンチケットで乗船できるので
dayチケットを買った方が良いと思います。
船着き場にも券売機が有ります。
船は1艘で回しているのでしょうか？
頻繁に往復するので
予約のシステムは無いと思います。
お天気悪いし寒いしでしたが
結構大勢乗っていました。
ハイシーズンだと、次の船待ちになるかも。
中央駅付近なら2番のトラム
行き先はOlympiaterm. via Kauppatori
Studenthusetという停留所から乗りますが
私はその次のAleksanterinkatuから
乗りました。
Senaatintori の次Salutorget で下車します。
港が見えて来るし
沢山の人が降りるのでわかります。
途中、大聖堂の前を通るので
帰りはそこで降りてみました。
おおよその位置関係はこんな感じ
余談ですが矢印の先の方に
観覧車が見えました。
1台だけサウナのゴンドラが有るという、
マーケット広場の観覧車だと推測します。
この日も小雪がちらついていましたが
お天気が良ければ
もっとたくさんの屋台が出ているのでしょうね。
ただし、カモメが多いので
狙われないようにご用心。
ちらっと見ただけですが
円安のせいもあってか
屋台価格としてはお高かったような。
このフェリー、車も1台だけ乗せられますが
もしかしたら島民専用かな？
甲板にも座席が有りますが
寒そうです。
船には救命胴衣らしきものが積み込まれています。
これも推測です。
ただね、数と乗客数どうなんでしょう。
上陸
みんな同じ方向に歩いていきます。
この建物にインフォネーションセンターと
トイレが有ります。
日本語のパンフレットも有ります。
左壁面に有るのがパンフレット
入って正面の右から回り込んだところに
トイレも有ります。
ガイド付きウォーキングツアーも
有りますが（1時間）
曜日時間などが決められていて、
フィンランド語、スエーデン語、英語のみ。
大人14€です。
もしかしたら日本の旅行社の
オプショナルツアーが有るかもしれません。
みんなでうろうろするの好きじゃないので
検索はしていません。
このピンクの建物に沿って行くと
トンネルのような入り口が有ります。
冬場は営業していないカフェも有ります。
昔のままの建物ですが
屋上にアンテナや暖房関係の何か？が。
この奥まったところにドアが有りますが
暗証番号式のロックがついています。
確かに誰かが住んでいますね。
どの建物に人が住んでいるのか
わかりにくいのですが
居住者がいそうなところは
ぶしつけに入り込んだり
覗いたりしない配慮が必要ですね。
大きめの鳥、のどかです。
フェリーでたった15分なのに・・・
こんな島で暮らすのも魅力的です。
下記サイトに観光マップのリンクが有ります。
※日本語表示できます
Kartat - Suomenlinnan viralliset sivut
公式ページより
道しるべも有って
ブルールートが主要な観光スポットを
まわります。
その下のルーとはもう少し楽で
ベビーカーや車いすでも
通りやすい道だそうです。
ウォーキングツアーも
1時間くらいなので
食事などをしないなら
そのくらいの時間を見ておけばいいでしょう。
ピクニックが楽しそう
島に着いたら陽が差し、
青空がちょっとだけ。
もう少し暖かくてお天気が良かったら
何か買って行って
ピクニックでもしたら楽しそうです。
ただ、アクセスが簡単なので
ハイシーズンはきっと混むだろうな。
世界遺産だからというより
要塞の島というのが興味深くて
足を延ばしました。
ヘルシンキに行ったらぜひおすすめです。
