♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

私は本を読みません

私の読書履歴

幼少期

私は全く覚えていませんが

小さい頃、朝ごはんの後に

母が毎日絵本を読んでくれたそうです。

子どもの脳は空っぽに近い状態だから

新しい事をどんどん吸収します。

 

父が帰ってくると

赤ずきんちゃんやら(あと、わからん)

空で覚えて聞かせたそうです。

字、読めないからね。

 

半分冗談で

そんなに英才教育するなよって。

で、英才の道を踏み外し今ここ。

 

小学生時代

週一回国語の時間に図書というのがあって

図書館で好きな本を読む授業?が有りました。

ケストナーのふたりのロッテが大好きでした。

 

双子が物心つかない時に両親が離婚し

それぞれを引き取りますが

サマーキャンプ?で偶然出会い

入れ替わって家に帰るお話です。

 

メアリーノートンの床下の小人たち

挿絵のページが来るたびにワクワクしました。

借りぐらしのアリエッティは

このお話を下敷きにしています。

 

4年生くらいまでは虚弱体質で

よく風邪をひき、

風邪をひくと一週間くらい休むことになります。

熱が下がると布団の中で読書をしていました。

 

家には32冊(記憶が曖昧)の

少年少女文学全集があって

まだひらがなしか読めないころから

漢字を飛ばしながら読んでいました。

読めない字でもだいたい前後の文章で

想像がつきます。

 

一番好きだったのが

赤毛のアン

その中でも、マリラが型紙を借りて

服を縫ってくれる部分。

一緒に生地屋さんに行って・・・・

好みの生地を買ってもらえなかったり

袖の形やらのデザインの描写を

脳内で仕立て上げていました。

このあたりがツボ。

 

大人になって実写版を借りて見ましたが

私が好きなこの部分が

ガッツリ端折られていました。

孤児だったアンを育ててくれた、

マリラとマシューの愛。

アンの成長。

ダイアナとの友情。

それがテーマで、服のシーンは

どうでもいいんか~い!

そう思ったのは私だけかもしれません。

 

学生時代

通学で電車に乗るのは

15~30分くらいでしたが

スマホなんか無い時代なので

よく本を読んでいました。

 

岩波文庫だって

学生のお小遣いじゃそんなに買えません。

ここでお役に立つのが学校の図書館。

 

図書館って期限が有るので

読み終わらなくても返さなきゃダメ。

返却すると図書委員の作業を経てから

棚に並ぶので

タイムラグが生じます。

 

続き、すぐ読みたいじゃん。

 

スタンダールの赤と黒

上下巻有ってとっても分厚い。

私が考えた作戦は

カウンターを通さずに勝手に持ってきて

勝手に返す。

心置きなく読めます。

決して借りパクしていませんから!

無断借用、微罪だし時効です。

 

たまにいるよね。

背表紙に図書館のシールが付いた本が家にある人。

 

大人になって

活字中毒とまではいきませんが

読むのは割と好きでした。

父が文芸春秋を購読していたので

私もよく読んでいました。

 

本屋をうろうろして

タイトルだけ見るのも好きです。

買わずに見るだけ。

 

レンタル期

ブックオフ、最近どんどん

見かけなくなりました。

ブックオフでレンタルしてたっけ?

していませんよ。

 

ブックオフで100円の本限定で選んで

その中でもコンディションが良いものだけを買い

読んだらきれいに値段を剥がして売りに行く。

まあ、有料レンタルみたいなもんです。

 

今勤務している会社の社長が

活字中毒。

なぜか読んだ本を家じゃなく会社に置いてる。

そのビルは社長の実家なので

会社=家、みたいなもんだからかな。

 

石田衣良のシリーズも

沢山有りました。

沢木耕太郎の深夜特急

フリーの添乗員岡崎大五のエッセイも

読みまくりました。

全部借りてね。

(これはフリーレンタル)

私は本を読みません

今ね、本、全く読まないです。

最後に読んだのが

芥川賞の火花とスクラップ・アンド・ビルドが

掲載された文藝春秋。

又吉さんと羽田さん、それ以降は

何も読んでない。

 

ブログ界隈でも

沢山の本の話や感想に出会います。

ん~!読んだいないと

コメント書くのも結構難儀やな~と言いつつ

書きに行く私もなかなかの強者(ツワモノ)

読んだらもっと共感出来たり

意見交換出来たりできるかもと思いつつも

読みません。

 

もうインプットは十分かな。

私は誰かが作ったものに乗るより

自分で作りたいタイプなんです。

他人が書いた小説を読むより

自分で書きたい。

他人が作った曲を聞くより

自分で作りたい。

 

ただしこれは希望であって

小説書いてないし・・・・

飽くまでも気持ちの問題なのですが。

 

幸せな事に今はアウトプットの機会が有るので

ここはどんどん出し切りたいところ。

 

目的が解らなくなってきた

これ、私の悪い癖なんですが

何かが始まると、

それが終わることが目標になる。

終わらせないと気が気じゃない。

 

文字には書いていない何かを

探したり感じたり、かみしめたり。

そんな思いに浸るより

読み終えることが目的になっちゃう。

 

だから私は本を読みません!

 

実は映画やドラマも同じ。

特に好きなドラマは

ずっと続いてほしいのとは裏腹に

どこかで早く終わってほしい自分もいる。

 

だけど私は映画を見ます!

 

映画やドラマの記事を書くことで

細部まで細かく見るようになり

それを伝えること前提で見る。

ただペースを上げ過ぎると

脳内ライブラリーは

ぎゅうぎゅう詰めになって来る。